アメックスかたるフィッシングメールが拡散、「異なる端末からアクセスされた」として偽サイトに誘導

　アメリカン･エキスプレス（アメックス）をかたるフィッシングメールが拡散されているとして、フィッシング対策協議会が注意を呼び掛けている。

　同協議会が公開している問題のメールの件名は以下の通り。

• 【American Express】アカウントの異なる端末からのアクセスのお知らせ
• 【重要】American Express 株式会社から緊急のご連絡

　このほかにも類似した件名が使われる可能性があるため注意が必要だ。

　メール本文では、異なる端末からのアクセスが確認されたとして、リンク先のウェブサイトでセキュリティ強化の設定と再開手続きを行うよう促す内容になっている。

フィッシングメール本文（フィッシング対策協議会より）

　誘導先のウェブサイトは、偽ログイン画面→クレジットカード情報入力画面→認証情報入力画面へと遷移する。同サイトは4月7日11時時点で稼働中のため、引き続き注意が必要だ。

誘導先のフィッシングサイト（フィッシング対策協議会より）

　フィッシング対策協議会では、不審なメールやSMSを発見した際は、同協議会（info@antiphishing.jp）まで連絡するよう呼び掛けている。