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富士吉田でワーケーション、旅するように働く「SHIGOTABI」11月開始
古民家や御師住宅をリノベーションしたワークスペースも
2020年10月19日 18:52
株式会社ロフトワークは、山梨県富士吉田市、SARUYA HOSTELとの共同プロジェクトとして、ワーケーションプログラム「SHIGOTABI」を11月から2021年3月まで実施すると発表した。「都市からの滞在者と地域がより深く関わり合い、持続可能な関係性を創出するためのプログラム」としている。
SHIGOTABIでは、ワーケーションを「旅するように働くこと」と定義。SARUYA HOSTELをはじめ、古民家や御師住宅などをリノベーションしたゲストハウスをワークスペースとして用意。コワーキングスペースや会議室だけでなく、アトリエやお寺も利用可能で、豊かな自然を身近に感じてリラックスしながら、仕事に集中できる環境だとしている。
さらに、さまざまなアクティビティやプログラムを用意することで、地域の楽しみ方を発見し、「仕事」と「旅」を主体的に楽しむことをサポートするという。
具体的には、富士吉田市を訪れるきっかけを提供するイベント「SHIGOTABIミートアップ」を開催する。映画音楽作曲家・世武裕子氏による作曲ワークショップ、D&DEPARTMENT PROJECT「d47食堂」による食体験イベント、山岳アスリート・松本大氏の富士登山競走攻略教室などが予定されている。SHIGOTABIミートアップはイベントと宿泊プランをセットで予約可能。11月2日よりSHIGOTABI公式サイトおよび富士吉田市の各種ふるさと納税サイトで予約の受付を開始する。
このほか、SHIGOTABIの実施期間中に地域で開催している星空ツアーや野生動物観測、 機屋工場見学といった既存のイベントも「SHIGOTABIエトセトラ」として紹介。ミートアップに参加するのが難しい人にも、富士吉田でワーケーションをするきっかけを提供するとしている。