ニュース

東京・檜原村で「森の中にオフィスを持ち込む」ワーケーションプランが提供開始

昼は仕事の合間に散策、夜は焚き火を囲むなど、新しい働き方を提案

 東京都内のコワーキングスペースなどを手がけるトレイルヘッズ株式会社は10月6日、東京都西多摩郡檜原村の山林にあるキャンプ場で仕事ができる「森ワーク」のパッケージプランの提供を開始した。

 森ワークとは「森の中にオフィスを持ち込み、自然の中で働く」こと。同社が運営する檜原村の会員制キャンプ場「HINOKO TOKYO」にて、1日1グループ(1グループは6人まで)限定でサービスを提供する。

 自然の中でゆったり仕事をしたい個人や、オフサイトミーティングやチームビルディングの機会として利用したい法人向け。「大地を踏みしめ、息抜きは散策をして、夕方には焚き火を囲む」働き方を実現できるとしている。

「森ワーク」のイメージ

 HINOKO TOKYOは、都心から車で1時間半ほどの立地。プランには、焚き火台やガスバーナーなどのキャンプ用品のほか、屋外で仕事をするためのワークデスクや、Wi-Fiの提供も含まれる。

 また、オンライン会議にも対応しやすい屋根付きのテラス「WORK TERRACE」、悪天候時や集中したい会議に便利なキャンピングトレーラーを使った移動式オフィス「OFFICE CARAVAN」も利用できる。

森ワーク用に新たに開発したというワークデスクは、好きな場所に運んで利用できる。また、地面の傾斜に合わせて高さを変え、水平を保てるという
WORK TERRACE(イメージ)とOFFICE CARAVAN

 料金(4人まで)は、10時〜19時の「日帰りプラン」が1万6500円、10時〜翌日19時の「宿泊プラン」は2万7500円。5、6人目は、1人あたり3300円の追加料金が必要。提供期間は12月17日までで、平日のみの提供となる。