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Web会議で自分の発言を翻訳して字幕表示、Windows版「ポケトーク字幕」提供開始、3月末まで無料~ソースネクスト

「ポケトーク字幕」のイメージ。左は英語の話者、右は日本語の話者。相手に映る映像には、自分の発言が翻訳され字幕で表示される

 ソースネクスト株式会社は、「ポケトーク字幕」Windows版の提供を開始した。ZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議システムにて、自分の発言を翻訳して字幕で表示できる。利用料金は3月末までは無料、4月からは月額1100円。

 利用するには、ポケトーク字幕のソフトをPCにインストールする必要がある。対応OSはWindows 11/10/8.1(いずれも64ビット版)。macOS版も2月には提供開始予定だ。

 ポケトーク字幕は、PCのカメラで撮影した映像に字幕を重ねて仮想カメラとして動作するため、幅広いWeb会議システムに対応する。動作確認済みのWeb会議システムとしては、Zoom、Skype、Microsoft Teams、Google Hangouts、Google Meet、LINE、Slack、BlueJeans、Cisco Webex Meetings、Cisco Webex Teams、Discord、OBS、V-CUBE、Chatworkがある。そのほかには、理論上だとしながらも、Facebook Messengerのビデオ通話とYouTubeのストリーミング配信での利用も挙げている。

 なお、翻訳された字幕が表示されるのは、ポケトーク字幕をインストールしている人の映像のみだ。Web会議のほかの参加者の発言は翻訳できない。そのため、自分と相手側の双方にポケトーク字幕をインストールすると、お互いの発言が翻訳され字幕で表示される。

 ポケトーク字幕は82言語に対応しており、翻訳して字幕で表示できるのは最大2言語で、組み合わせは自由。例えば、日本語を話す人が英語と中国語、英語を話す人が日本語と中国語、中国語を話す人が英語と日本語への翻訳を設定すると、3つの言語でWeb会議ができる。

「ポケトーク字幕」のイメージ。日本語で話すと、英語に翻訳された字幕が付く
同様に中国語への翻訳もできる
同時に最大2つの言語に翻訳できる。この例では、日本語で話すと、英語と中国語の字幕が付けられる