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初の10GbE対応Wi-Fi 6ルーター「WRC-X6000XS-G」、エレコムが発売

 エレコム株式会社は、同社製品では初の、10GBASE-T対応Wi-Fi 6ルーター「WRC-X6000XS-G」を発売した。価格は3万6080円。

 WiーFi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は、5GHz帯が4804Mbps、2.4GHz帯が1147Mbps。WANポートに同社のWi-Fiルーターとしては初めて10GBASE-T対応の有線LANポート×1を装備したのが特長。

 Wi-Fi 6の標準技術であるOFDMA、1024QAM、TWT(Target Wake Time)などのほか、MU-MIMOにも対応。グループ企業であるDXアンテナのノウハウを生かした計8本(5GHz帯、2.4GHz帯各4本)のアンテナを内蔵する。推奨接続台数は42台。

 IPv6 IPoEインターネット接続サービスとしては、v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、transix、クロスパス、およびv6コネクトに対応する。

 ルーターから離れた場所でも十分に電波を受信できる「ビームフォーミングZ」、最適な帯域を自動で選択・接続する「バンドステアリング機能」WPSボタンを押すだけで利用中のほかのルーターから設定情報(SSIDと暗号化キー)を移行できる「らくらく引っ越し機能」も備える。

 本製品を中継機モードで動作させて離れ家に設置し、屋外利用可能な帯域のみでルーターと接続する「中継器離れ家モード」などが利用できる。

 このほか、同じSSIDに接続した端末間の通信をブロックする「セキュリティーWi-Fi」や、子どものインターネット使用をタイマーやスケジュール機能で管理する「こどもネットタイマー3」、ゲスト用SSIDを設定できる「友だちWi-Fi」、設定したSSIDに接続すると指定のウェブページをウェブブラウザーに表示できる「URLリダイレクト機能」などを利用できる。

 背面には、10GBASE-T対応のWAN×1、1000BASE-T対応のLAN×4を装備する。本体サイズは約49×194×220.3mm(幅×奥行×高さ)。重量は約570g。