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アジア初、400GbEによるIXへの接続サービス、「JPNAP東京」で提供開始~マルチフィード

400GbE接続実験時のネットワーク構成図。商用サービスも同様の構成で「400GBASE-LR4-10」に対応する

 インターネットマルチフィード株式会社(マルチフィード)は、IX(インターネットエクスチェンジ)サービスの「JPNAP」において、8月1日から「400GbEポート」を提供すると発表した。同社によると、400GbEによるIXへの接続サービスはアジアのIXとして初めて。

 400GbEポートは、「JPNAP東京」サービスで提供され、インターフェースは「400GBASE-LR4-10」。接続拠点は今のところ「ブロードバンドタワー新大手町サイト」のみだが、順次、拡大するとしている。

 400GbEポートを提供する理由として挙げられるのが、インターネットのトラフィックが急増していることだ。バックボーンでは100GbEを複数束ねて広帯域化させるケースも増えており、IXにおいてもより広帯域な回線が接続できることが求められている。

JPNAPのトラフィックのグラフ。このようなトラフィックの急増を受けて「400GbEポート」を提供する

 そのため、JPNAPでは400GbE対応機器の接続実験を実施。実験では、インターネットイニシアティブ(IIJ)とNTTコミュニケーションズが参加し、アリスタネットワークスジャパン、シスコシステムズ、ジュニパーネットワークスの400GbE(400G-FR4および400G-LR4)に対応したルーターとスイッチを採用して、物理レベル、ネットワークレベル、光スイッチ、経路制御の相互接続を確認。その結果、相互接続性や性能面において商用サービスとして提供できる品質であるとして、今回の400GbEポートの提供開始となった。

 マルチフィードでは、400GbEポートの利点として、IX接続ポートの広帯域化と、回線を集約することによるコストの削減が期待できることを挙げている。