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博多、松江、鳥取などJR西日本エリア中心の10駅に個室型ワークブース「STATION BOOTH」開業

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、博多駅、松江駅、鳥取駅など計10駅に、1人用の個室型ワークブース「STATION BOOTH」を8月31日までに順次開業する。

 STATION BOOTHは、JR東日本が展開するシェアオフィス事業「STATION WORK」の個室型ワークブース。ブース内に電源、Wi-Fi、空調、LEDリングライトを完備している。STATION WORKの個人・法人会員のほか、一般の非会員も利用可能で、1人用の利用料金は275円/15分。

 今回の設置はJR西日本エリアを中心として、段階的に行われる。7月29日には博多駅構内に1台設置し、8月9日には糸魚川駅、松江駅、鳥取駅に各1台、徳山駅に2台設置。8月31日には新高岡駅、新倉敷駅、倉敷駅、新尾道駅に各1台、福山駅に2台設置の予定としている。なお、松江駅、鳥取駅への設置は山陰エリア初となるという。

STATION WORKの施設

 決済は、STATION WORK会員であれば事前に登録したクレジットカードを使用し、一般の利用者は交通系ICカードを使用する。個人会員への登録はSTATION WORKのウェブサイトか、JR西日本が運営する観光情報サイト「JRおでかけネット」から行える。

 会員/非会員に関わらずブースへの入退室を管理する鍵として交通系ICカードを使用するが、これまで使用できた「Suica」や、JR西日本エリアで使われる「ICOCA」などに加え、JR九州の「SUGOCA」、西日本鉄道の「nimoca」、福岡市地下鉄の「はやかけん」といった、JR九州エリアで使用されているカードにも対応する。