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Wi-Fi 6Eと6GHz帯で「Wi-Fiはより高効率へ進化」、NECプラットフォームズ発表会

 NECプラットフォームズ株式会社は、新たに6GHz帯を利用可能な最新規格「Wi-Fi 6E」に対応するWi-Fiルーターの発表と合わせ、報道関係者向けの説明会をオンラインで開催した。

 NECプラットフォームズ株式会社の小松正樹氏(アクセスソリューション事業部長)は、同社製品におけるAtermブランドの位置付けや、製品ラインアップを紹介した。発売を開始した1988年以来、累計での出荷台数は3700万台に達しているという。

NECプラットフォームズ株式会社アクセスソリューション事業部長の小松正樹氏
NECプラットフォームズ株式会社量販事業グループシニアマネージャーで開発責任者の大石智雄氏

 新製品の開発責任者でもあるNECプラットフォームズ株式会社の大石智雄氏(量販事業グループシニアマネージャー)は、今回の新製品で利用可能となった6GHz帯について「広い帯域でチャンネル数は約2倍へ拡張し、新しい帯域で混雑の少ない安定した通信を実現する」とした。

 そして、「既存の電波環境の干渉を受けず、5GHz帯の一部にあるDFSの制限もないため、160MHz幅での通信によるワイドバンド接続が利用しやすいメリットがある」とし、3年後にはWi-Fi 6市場のうち30%をWi-Fi 6Eが占めるというWi-Fi Allianceでの調査結果を紹介。これにより「Wi-Fi通信がより効率の高いレベルへ進化していく」と述べた。

 新製品である12ストリーム通信対応の「Aterm WX11000T12」と、8ストリームの「Aterm WX7800T8」は、いずれも6GHz帯、5GHz帯、2.4GHz帯のトライバンドに対応。従来のAtermシリーズから、安定通信をさらに強化するとした。

Wi-Fi 6E対応モデルは2製品を先行して市場に投入。今後はエントリーモデルなども視野に入れる
一方、従来のWi-Fi 6対応モデルは5モデルのラインアップとなっている

 2モデルとも新たな筐体デザインを採用するほか、上位モデルのAterm WX11000T12では、WANとLANの各1ポートが10GBASE-Tに対応している。

 なお、同社が行ったテストでは、「6GHz帯は5GHz帯と比べて特に電波が減衰しやすいということはなかった」(大石)という。そして、6GHz帯のデメリットについては、「子機の普及がこれからである点」を挙げた。