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「コミュニケーションは一握りの人間に管理されるべきではない」、VivaldiがMastodonインスタンス公開

 ウェブブラウザー「Vivaldi」を提供するノルウェーのVivaldi Technologiesは、Mastodonインスタンス「Vivaldi Social」を公開した。Vivaldiのアカウントがあれば無料で参加できる。

 MastodonはSNSを運営するためのフリーソフトウェア。誰でもインスタンス(サーバー)を立ち上げ、ルールを設定して独立したSNSを運営できる。分散SNSが相互に通信するための標準規格「ActivityPub」などのプロトコルを通してインスタンス間で相互にコミュニケーションが可能なことも特徴で、TwitterやFacebookのような、大企業によるSNSとは異なる運営形態が可能になる。

 Vivaldiは、「Opera」の流れを汲むChromiumベースのウェブブラウザーで、高いカスタマイズ性やネットのパワーユーザー・ヘビーユーザー向けの機能が充実していることが特徴。Vivalidi Technologiesでは、Vivaldi Socialの公開にあたって「コミュニケーションはとても大事なものです。一握りの人間に管理されるべきではありません。より多くの人がソーシャルメディアとの付き合い方を考えなおし始めている今、代わりとなるものに、これまで以上に注目が集まっています」とのメッセージを発信している。

 また、このメッセージとあわせて、イーロン・マスク氏に買収されたTwitterから一部のユーザーがMastodonに移行しているというThe New York Timesの記事をリンクして参照させている。

Vivaldi Socialの画面

 同社では、ビックテックに代わる、多機能でカスタマイズ自在な信頼できるウェブブラウザーを提供する同社にとって、賛同できるアプリを利用した同サービスの導入は自然な流れであったとのコメントも行っている。