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2系統のWANポートなどを備えた集合住宅向け統合ルーター「RG-EG5210-JP」、Ruijieが発売

 Ruijie Networks Japan株式会社は、集合住宅など向けの統合ルーター「RG-EG5210-JP」を発売した。

 ギガビット対応の有線ポート×5を備え、WAN×1とLAN×4、またはWAN×2とLAN×3として利用可能。中規模の集合住宅に引かれるWAN×2を両方接続してルーターを1台分節約したり、予備回線を接続したりできる。推奨接続台数は250台。

 DS-Lite、MAP-E方式を含む複数のIPv6 IPoE接続に対応。CPUにCortex-A53(デュアルコア、1.2GHz)、メモリ8GBを搭載する。

 本体サイズ218×160×37mm(幅×奥行×高さ)とコンパクトで、MDF室への設置にも便利だとする。-10~55℃の動作環境温度に対応し、温度条件が厳しい屋外にも設置できる。ファンレス設計で動作音も気にならず、ホコリがたまりにくいという。

 アプリケーションを識別し、ダウンロードや動画視聴のトラフィックに対して速度制限をかけられる「スマートトラフィック制御」機能を搭載。これにより、特定ユーザーにより帯域が専有されることを防ぎ、苦情や、帯域拡張のための不必要なコストがかかることを防げるとしている。

 同社の「JaCSクラウド管理プラットフォーム」に対応。本機を含めて全ネットワークで同社製品を使用し、同プラットフォームで監視することで、故障位置の特定と集中管理が遠隔で可能だという。

JaCSクラウド管理プラットフォーム