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複数枚の領収書などをまとめて読み取れるスタンド型ドキュメントスキャナー「DDDCA30001BK」発売

電子帳簿保存法対応のリネームソフト「命名くん」がバンドル

スタンド型ドキュメントスキャナー「DDDCA30001BK」

 株式会社ダダンドールは、複数枚の領収書などをまとめて読み取れるスタンド型ドキュメントスキャナー「DDDCA30001BK」を9月上旬から販売する。同製品には、電子帳簿保存法に対応する株式会社アイ・オー・データ機器のソフト「命名くん」の1年間1台分がバンドルされる。オープンプライスだが、店頭売価は2万9900円と想定されている。

 DDDCA30001BKは、高さ約30cmから撮影する方式のスタンド型ドキュメントスキャナー。付属している黒いマット(約49×38cm)に、向きや大きさが異なる領収書などを並べてスキャンすると、書類を1枚ずつ認識し、1つずつのPDFファイルやJPEGファイルで出力する。カメラは800万画素で、最大解像度は3264×2448ピクセル。レシートの細かい文字もはっきりと記録できるとしている。対応OSは、Windows 11/10、macOS 10.15以降。

付属のマットを本体の手前に敷いて、スキャンしたい領収書などを置く
マットの上に複数枚の書類を置いても自動的に認識。1枚の書類が1つのファイルとして出力される

 「命名くん」は、電帳法における検索要件を満たす形式にファイルをリネームする機能などを提供するソフト。DDDCA30001BKで出力されたファイルの保存先を「命名くん」のフォルダーに指定することでファイルのリネームを即座に実行できるため、管理が簡単になるとしている。対応OSは、Windows 11およびWindows 10(20H2/21H1/21H2/22H2)

「命名くん」を使うと、電帳法における検索要件を満たす形式にファイル名に変更できる

 DDDCA30001BKは、スキャンできる範囲がA3サイズで、3倍のデジタルズームを搭載している。本体の外形寸法は約118×98×305mm(奥行×幅×高さ)、重さは約1kg。PCとの接続はUSB 2.0(Type-C)で、USBパワーバスで駆動。出力できるファイル形式は、PDFとJPEGのほかに、TIFF、BMP、PNG、Excel、Word、テキストファイルとなっている

 なお、バンドルされる「命名くん」は、1年間のライセンスが切れると、利用できる機能が制限される。全ての機能を利用するには、ライセンスを購入する必要がある。価格は期間と台数により異なり、1年1台が3960円、5年1台が1万9800円など。