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巻物タイプ&ホワイトボードのように書き込める「ロールカレンダー」、MetaMoJiが発売

長さを調整し、最長6カ月の予定をまとめて見られる

 株式会社MetaMoJiは10月11日、書き込み可能な巻き取り式カレンダー「ロールカレンダー 2024」を発売した。市場想定価格は3960円、リフィルが3300円。

 1年分のカレンダーが印刷された縦長の用紙(欧文印刷株式会社の「消せる紙」を採用)に、ホワイトボード用のマーカーを使って、予定などを自在に書いたり消したりできることが特徴。上下の巻き取りを調整することで、1カ月~6カ月と表示幅を自在に調整できる。

 カレンダーは2023年12月~2025年1月の14カ月間が印刷されており、月と月の間に空きがない(例えば、月末が金曜日の月では、次の日に翌月1日が入り、一列になっている)。月をまたいだ長期的な予定などを見やすいことが特徴だ。

 2023年までの同製品を利用していた人は、リフィルを購入して上下の巻き取り装置は流用することで、2024年も利用できる。なお、ホワイトボード用マーカーは付属しない。

 開いたときの本体サイズは60~180×50×4cm(縦×横×奥行)、重量は約530g。

 MetaMoJiは、普段はアプリケーションなどのソフトウェア開発を行っているが、スマートフォンタッチペンなどソフトウェア以外の製品も手掛けている。同社のロールカレンダー開発にあたり、PCやスマートフォンで意識的に行うスケジュール確認ではなく、何気なくカレンダーに目に留めることに着目。「ホワイトボード機能」と「巻物型」というカレンダーのかたちにたどり着き、2018年にクラウドファンディングサイト「Makuake」で、ロールカレンダーの販売を開始した。