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プレスリリースからニュース記事を生成する「プレスリリース記事変換AI」、ユーザーローカルが提供

 株式会社ユーザーローカルは12月5日、プレスリリースをもとにニュース記事を自動執筆する生成AIサービス「プレスリリース記事変換AI」の提供を開始した。会員登録は不要で、企業や個人を問わず、無料で利用できる。

 メディア企業やライターのもとには毎日大量のプレスリリースが届くが、すべて記事化するには労力が足りない。このサービスを利用することで、生成AIによりニュース記事をすばやく自動生成できるとしている。

 プレスリリースの言葉をニュース記事でよく使われる表現や文体に変換可能で、例えば「特長」を「特徴」と変換したり、「です・ます」調を「だ・である調」に変換したりして、一般的なニュース記事らしい文章に変換できる。同時に、プレスリリースの要約も可能。

 また、「業界No.1」「国内最大」「世界初」といった未確認の最上級表現を含むプレスリリースでは、エビデンスの確認を促すアラートを表示する。

 プレスリリースのタイトル・本文を手動で貼り付けて記事を生成できるほか、プレスリリース配信サイトのURLを入力することで、自動で内容を読み取ってニュース記事を生成することも可能。提供開始時点では、「PR TIMES」と「アットプレス」に対応している。

実際にニュース記事を生成してみた

 本件について発表したプレスリリースをもとに、プレスリリース記事変換AIで記事を生成してみる。ユーザーローカルのプレスリリースはPR TIMESやアットプレスでは配信されていないため、タイトルと本文を手動で貼り付けて記事を生成した。

フォームに、プレスリリースからコピーしたタイトルと本分をそれぞれ貼り付けて生成を開始する
生成中の画面。画面のメッセージにあるように10~50秒程度待つ
生成されたニュース記事。タイトル案は5つ生成され、「記事本文の案」に加えて「要約」も生成された。プレスリリース中に「『業界No.1』、『国内最大』、『世界初』といった未確認の最上級表現を含むプレスリリースの場合、アラートが出るようになっており、エビデンス確認を自動的に促します」という記述があるため、「最上級表現が含まれています」と、確認を促すメッセージが表示されている

 生成されたニュース記事(テキストのみ)は、プレスリリースの本文をニュース記事風に要約したもので、無難かつ手堅い内容となっている。

 媒体のルールに合わせた表記の調整や、特定の点に注目して書き方を変えるようなことはできないが、これを下書きとして手を加えて公開するようにすれば、ニュース記事の制作作業を効率化できる可能性がある。生成した記事は、そのまま公開することは想定されておらず、内容に問題がないか公開前に必ず確認するようにとされている。