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バッファロー、法人向けWi-Fiアクセスポイント6製品に、事業所内での通信を円滑にする「ローミング支援機能」「AP間送信出力自動調整機能」
2024年1月11日 14:45
株式会社バッファローは1月11日、法人向けWi-Fiアクセスポイント「AirStation Pro」シリーズ6製品のファームウェアアップデートを行い、新たに「ローミング支援機能」「AP間送信出力自動調整機能」に対応させた。
対象は、Wi-Fi 6E/6に対応した以下の製品。
- WAPM-AXETR
- WAPM-AX8R
- WAPM-AX4R
- WAPM-AXETR/Z
- WAPM-AX8R/Z
- WAPM-AX4R/Z
ローミング支援機能は、PCなどの子機を持って自席から会議室に移動したときなどに、より電波状態がいいアクセスポイントに接続しやすくし、移動前と同じアクセスポイントに接続し続けることで生じる通信速度低下などのトラブルを解消する。
同社で実施したテストでは、この機能で最適なアクセスポイントに接続することで、移動前と同じアクセスポイントに接続した場合よりも通信速度が500Mbps向上したケースもあるという。
この機能はローミングの標準規格「IEEE802.11k/v」に対応しており、同規格に対応した子機のスムーズなローミングを支援する。加えて、設定した電波強度の閾値を下回る場合に通信を切断することでローミングを促す「低RSSI切断機能」により、同規格に非対応の子機や、スムーズにローミングできない場合においてもローミングを支援する。
AP間送信出力自動調整機能は、複数のアクセスポイントの間で電波出力を最適な状態へ自動調整して電波干渉を最小化し、安定した通信を実現する。従来、電波干渉を軽減するには手動での細かな調整が必要だったが、それが不要になり、新規導入時や増設時の設定の手間も削減できるとしている。
