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バッファロー、リモート管理サービス「キキNavi」上で実行できるクラウドバックアップサービス発売
法人向けNAS「TeraStaiton」シリーズが対象
2022年1月27日 16:00
株式会社バッファローは、リモート管理サービス「キキNavi」で利用できるオプションとして、法人向けNAS「TeraStation(テラステーション)」シリーズのクラウドバックアップサービス「キキNavi クラウドバックアップ ライセンスパック」の「OP-KCB」シリーズを2月中旬から順次発売する。価格は契約期間(1年/3年/5年)と利用容量(1TB/3TB/5TB)による。
幅広いラインナップの法人向けNAS「Terastation」シリーズ
「TeraStation」シリーズは、2004年から継続して発売している法人向けNAS。SOHO、スモールオフィスにおけるファイル管理用の小容量・低価格の製品から、データセンターでのバックアップに利用できる高容量製品まで、用途に合わせた幅広い製品を揃えている。
10GbEに対応している製品もあり、高速スループットでバックアップ時間を大幅に削減するとしている。
クラウドサーバーを利用したリモート管理サービス「キキNavi」
リモート管理サービスの「キキNavi」は、サービス対象となるNASのシステムログを定期的にクラウドサーバー上にアップロードし、それを基にNASのリモートでの保守管理を実現するサービス。
キキNaviの対象となる製品の利用者は無料で使用でき、主に、稼働状況把握、遠隔からの簡易操作、稼働状況の共有、設定情報保存の4つの機能を提供する。クラウドサーバーを使用することにより、わざわざ担当者がNASの設置場所まで行かなくとも、遠隔地から保守管理が可能となる。
リモートで設定情報を含めたバックアップ/復元ができる「キキNavi クラウドバックアップ ライセンスパック」
「キキNavi クラウドバックアップ ライセンスパック」はキキNaviで管理しているTeraStationシリーズの保存しているデータおよび設定情報を、クラウド上にバックアップして復元を行える「キキNavi」追加サービスの有償ライセンスパック。対象製品はTS6000シリーズのファームウェアバージョン5.54以上と、TS5020/3020/3010各シリーズのファームウェアバージョンVer.5.08以上となる。
共有フォルダー単位でバックアップ/復元が可能なため効率よく運用でき、「キキNavi」によって遠隔地からクラウドバックアップの設定管理や進捗確認ができる。同社では、625万ファイル、容量5TBのバックアップで動作を確認済みだという。
同社では、自然災害などによるシステム障害の対策として、遠隔地の拠点にバックアップする代わりの選択肢にもなるとしている。また、遠隔地からのバックアップにより現地訪問の工数を削減でき、これまで運用していたバックアップ機器のメンテナンスが不要となることから、管理工数の削減にもなるという。
契約年数 | 容量 | 型番 | 価格 |
1年 | 1TB | OP-KCB01-1Y | 3万6300円 |
3TB | OP-KCB03-1Y | 10万6700円 | |
5TB | OP-KCB05-1Y | 17万2480円 | |
3年 | 1TB | OP-KCB01-3Y | 10万6700円 |
3TB | OP-KCB03-3Y | 31万3720円 | |
5TB | OP-KCB05-3Y | 50万6880円 | |
5年 | 1TB | OP-KCB01-5Y | 17万2480円 |
3TB | OP-KCB03-5Y | 50万6880円 | |
5TB | OP-KCB05-5Y | 81万9060円 |