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USB Type-C接続で映像をワイヤレス出力する、1万円台のHDMIエクステンダー「Compact Mate 2 C1+R1」

Compact Mate 2 C1+R1

 PC関連機器などを手掛ける株式会社マトリックスコミュニケーションズは、USB Type-C対応デバイスの映像などをワイヤレスで中継し、HDMI対応ディスプレイに出力する送受信機 「Compact Mate 2 C1+R1」の量産出荷を開始したと発表した。オープン価格で、Amazon.co.jpでの販売価格は1万4080円。

 一対の送信機と受信機で構成される。送信機はUSB Type-Cコネクタを備え、DisplayPort Alt ModeまたはThunderbolt 3/4対応ポートに接続することで、映像信号を電波にして送信する。受信機は両端にHDMIとUSB Type-Aコネクタを備えたケーブル状になっており、HDMIコネクタをディスプレイなどのHDMIポートに、USB Type-Aコネクタを電源(5V/1A)に接続して使用する。Wi-Fi接続やアプリのインストールは必要ない。

 2023年12月に発売を開始しており、このたび、量産出荷が行われるようになったという。対応環境は、DisplayPort Alt ModeまたはThunderbolt 3/4対応ポートを備えたWindows 11/10、Mac、iPad、iPhone 15シリーズ、Chromebook、Android、Nintendo Switch。ただし、全ての機器で動作を保証するものではないとしている。

USB Type-Cコネクターを備え、映像伝送と給電両方可能

 最大1920×1080/60fpsの映像データを送受信できる。最大伝送距離は約20m。HDCP 1.4対応により、放送波や映画などの著作権保護コンテンツにも利用できる。画面転送の開始および停止は、送信機の抜き差しにより行うため、特別な接続操作は不要。

パッケージ
Compact Mate 2 C1+R1 紹介動画