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TP-Link、Wi-Fi 7ルーターの最上位モデル「Archer BE900」発売。クアッドバンドとSFP+コンボポート対応

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、同社製Wi-Fi 7対応ルーターの最上位モデルとなる「Archer BE900」の販売を10月10日に開始する。市場想定価格は9万1080円。

 Wi-Fi 7クアッドバンドに対応し、最大通信速度は6GHz帯が11528Mbps(320MHz幅)、5GHz帯が5764Mbps(160MHz幅)×2バンド、2.4GHz帯が1376Mbps。12本のアンテナを内蔵する。

 メッシュ共通規格「Wi-Fi EasyMesh」に対応する。同社のWi-Fi EasyMesh対応製品は同社独自のメッシュ機能「TP-Link OneMesh」と互換性があり、OneMeshによるメッシュを構築できる。一方で、他社製のWi-Fi EasyMesh対応機器の相互接続は保証されない。

 本体裏面に備える有線ポートは、WAN/LAN自動判別の10Gbps対応SFP+/RJ45コンボ×1と10Gbps対応×1、2.5Gbps対応LAN×4、ギガビット対応LAN×1の全7ポート。ほかに、USB 3.1ポート、USB 2.0ポート各1も備える。

 IPv6 IPoE接続サービスに対応。DS-Lite方式、OCNのMAP-E方式、v6プラスのそれぞれに対応する。

 セキュリティ面では、「TP-Link HomeShield」を搭載し、ネットワークのセキュリティスキャン、保護者による制限機能などが利用できる。また、バンドごとのゲストネットワークの設定も可能。

 各種設定はスマートフォンアプリ「Tether」からも可能。本体サイズは96×302×262.6mm。本体前面はLEDスクリーンおよびタッチパネルになっており、時刻や天候の表示や、一部の操作が可能。