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長野県立科町「Lakeoffice女神湖」無料開放、11月18日~20日は湖畔で高原テレワーク体験いかがですか?
新しい地方滞在のスタイルをアピール、越境学習の体験会も実施
2024年10月28日 06:55
長野県立科町は、コワーキングスペース「Lakeoffice女神湖」(長野県立科町大字芦田八ヶ野987 女神湖センター施設内)を11月18日~20日に無料開放する。
立科町は、白樺湖や女神湖、蓼科牧場といった観光スポットなど、蓼科山の北西に広がる高原リゾートエリアを擁する。こうした環境を活用し、同町では2018年から「立科WORK TRIP」として、主に法人向けにワーケーション誘致に取り組んできた。
Lakeoffice女神湖は、ウェブ会議できる個室のほか、軽作業スペースやミーティングルームを複数備えた施設として2024年4月1日にオープン。Wi-Fiを備えるほか、外付けディスプレイ、プロジェクター、ミーティング用の大型ディスプレイ、ウェブ会議用スピーカーなどの備品を使うことができる。団体利用のほか、ドロップインでの個人利用にも対応するが、有料となっており、会員登録や予約が必要となる。
今回、「Lakeoffice女神湖 無料開放 3DAYS」として無料かつ予約なしで開放することで、同施設でのワーク体験をしてもらうことを狙いとしている。開放時間は以下の通り。なお、自由に出入りできるが、入室時に受付する。
- 11月18日(月) 9時~18時
- 11月19日(火) 9時~12時
- 11月20日(水) 9時~12時
「立科WORK TRIP - Lakeside MEETING」11月19日開催、参加者募集中
今回の無料開放は、11月19日に行われるカンファレンスイベント「立科WORK TRIP - Lakeside MEETING」に合わせて実施するもの。
同イベントは、高原エリアのワークスペースで仕事をしながら、地域体験プログラムなどを行う新しい地方滞在のスタイルについて、地域として理解を深めながら、町全体で開催を誘致する機運を醸成することを目的としている。新しい働き方などをテーマに、地域内外の専門家と意見交換しながら、交流を深めることができるという。
会場は白樺リゾート池の平ホテル(長野県立科町芦田八ケ野1596)。参加費は無料、定員は50人で、イベントサイト「Peatix」などで参加申し込みを受け付けている(11月15日締め切り)。
プログラム
- 開会あいさつ:立科町長 両角正芳氏
- 「組織に求められる、越境学習とオフサイトミーティング」:箕浦龍一氏(一般社団法人 官民共創未来コンソーシアム)
- 「企業と地域のワーケーション 次のステージとは」:丹下涼氏(観光庁 観光地域振興部 観光資源課 課長補佐)
- 「立科WORK TRIP」の紹介:渡邉岳志氏(株式会社信州たてしなDMC、立科 WORK TRIPコンシェルジュ)
- 立科町社会福祉型テレワーク事業紹介:立科町企画課職員
- 交流会
「立科WORK TRIP - 越境学習体験 3DAYS」も参加者を募集中
また、「立科WORK TRIP - 越境学習体験 3DAYS」も11月18日~20日に実施する。こちらも、イベントサイト「Peatix」などで参加申し込みを受け付けている(11月15日締め切り)。
立科 WORK TRIPでは従来より、参加者の視野を広げる機会のほか、チームで同じ体験を共有することで、連帯感などを育むことを目的とした「越境学習プログラム」を提供している。
今回の体験会では“立科ならでは”の3つのプログラムを用意し、お試し価格で提供するという。りんご収穫体験、ワイナリー見学のほか、地域課題課題などについて意見交換をするものもある。