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「ワーケーションのはじめかた」の無料オンラインイベント、長野県立科町が8月18日に開催

オンラインイベント「『ワーケーションのはじめかた』~WORKマシマシ・成果ガッツリの立科 WORK TRIPを実施してみませんか」

 長野県立科町は、オンラインイベント「『ワーケーションのはじめかた』~WORKマシマシ・成果ガッツリの立科 WORK TRIPを実施してみませんか」を8月18日13時~15時に開催する。参加費は無料だが、登録が必要だ。立科 WORK TRIPの主催者や利用者が登壇した講演と、パネルディスカッションが行われる。

 立科町と信州たてしな観光協会は、2018年からワーケーションプログラム「立科 WORK TRIP」を実施している。プランは自由に設定できるが、ソフトウェアの開発や新規事業の創造、社内の年次会議や懇親会がモデルケースとして紹介されている。

 例えば、開発合宿のモデルケースの1日目を確認すると、夜は18時から入浴、19時から食事が予定されているが、20時30分から開発を再開し、24時に就寝するという仕事を中心としたスケジュールとなっている。

「立科 WORK TRIP」の開発合宿におけるスケジュールの一例。18時から「お風呂ミーティング」、19時から「夕食」、20時30分から「開発合宿再スタート」とされており、ガッツリ仕事をするワーケーションということが分かる(「立科 WORK TRIP」公式サイトより)

 その一方で、地元の食材を使った料理、お風呂ミーティング、起床後に湖や牧場の散歩といった休息の予定も組み込める。

 このように立科 WORK TRIPは、ワーケーションであるものの仕事が占める割合が大きく、「立科町は本気のWORKを応援します」として、今回のイベントを開催する。

 講演は、上前知洋氏(立科町企画課地域振興係係長)による「人口7000人の町がワーケーションを本気で誘致する3つの理由」、渡邉岳志氏(信州たてしな観光協会企画室長)による「“ワーケーション”というコトバに踊らされるな!」が予定されている。

 また、実際に立科 WORK TRIPを利用した山川遼平氏(株式会社エスピック メディカルセクションリーダー)が「立科 WORK TRIPを利用してみて」、箕浦龍一氏(日本ワーケーション協会特別顧問)が「新しい働き方とワーケーションの今後の展望」と題して講演する。

 パネルディスカッション「ワーケーション実施企画を会社に提案するために“まず何をクリアにすべきか?”」では、上前氏がファシリテーターとなり、箕浦氏、渡邉氏、川久保皆実氏(弁護士/株式会社リージット代表取締役)がパネリストとして参加する。