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JPRS、教育機関向けドメイン「AC.JP」「ED.JP」の仮登録期間を延長へ

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は、教育機関や学校法人が登録できる「AC.JP」および「ED.JP」ドメイン名について、仮登録期間を延長するサービス改定を行うことを発表した。組織設立または組織名変更の予定時期に応じて仮登録期間を延長できるようにするもので、改定は2025年6月2日に行う。

 属性型JPドメイン名の仮登録は、組織の設立や名称変更の実施前にドメイン名を取得できるもので、ほかの組織にドメイン名を取得されないようにできるだけでなく、ドメイン名を利用してウェブサイトを開設したり、メールアドレスを運用したりもできる。対象は、AC.JP、CO.JP、ED.JP、GO.JP、OR.JP。

 仮登録から6カ月以内に組織を設立することを条件としているが、特にAC.JP(大学、短期大学など)、ED.JP(幼稚園、小学校、中学校、高等学校など)の登録組織となる学校は、仮登録から半年間で設立することが難しいほか、設立の半年以上前からウェブサイトを通して生徒募集したいという要望があった。今回のサービス改定により、AC.JP、ED.JPドメイン名の仮登録については、「組織設立予定が明確であること」を条件として、仮登録期間を延長できるようになる。