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バイナリーで6桁の時代に突入する「Interop Tokyo」、よりディープな有料カンファレンスの来場登録も受付開始

6月11日~13日に幕張メッセで開催

「Interop Tokyo カンファレンス 2025」公式サイト

 6月11日~13日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されるインターネットテクノロジーの専門イベント「Interop Tokyo 2025」の有料カンファレンス「Interop Tokyo カンファレンス 2025」の来場登録の受付がスタートした。

 Interop Tokyoでは無料の展示会や基調講演・セミナーも行われるが、“よりディープで有益な情報を共有する場”として設けられているのがInterop Tokyo カンファレンスだ。今年は「AIが激変&進化させるグローバルなインターネットインフラ ~ワット・ビット連携によるエネルギー産業との融合~」をテーマに掲げ、「AI/生成AI」「ネットワーク」「セキュリティ」「ワット・ビット連携」「IT戦略」といったセッションキーワードのもと、3日間で全34のセッション(講演者は90人以上)が予定されている。

 例えば「ワット・ビット連携」に関しては、初日・2日目にわたり「余剰電力コンピューティング」「デジタルツイン x AI x ワット・ビット」「ワット・ビットとデータセンター・デジタルインフラ」「ワット・ビット連携を実現する電力システムのインターネット化」という4つのセッションが組まれている。

 料金は、会期中のいずれか1日のみ参加できる「1Dayパッケージプラン」が定価6万500円だが、4月30日17時までの早期割引で3万3000円となっている。会期中の3日間全てに参加できる「3Daysパッケージプラン」は定価12万1000円で、同じく早期割引では5万5000円。会場での聴講のほか、会期終了後の6月末~10月末にアーカイブ配信も予定しており(講演者から配信許可が得られなかったセッションを除く)、1Dayパッケージプランでは選択した1日の全講演を、3Daysパッケージプランでは3日間の全講演を視聴可能。

 Interop Tokyoは、1994年の日本初開催から32回目。このことについて、「Interop Tokyoカンファレンス プログラム委員会」議長を務める江崎浩氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授)は「バイナリーで5桁の時代を卒業し、いよいよ6桁の時代に突入する」と表現するとともに、同時に「21世紀の次の四半世紀」に突入するインターネットは「1)地表という2次元から空/宇宙へという3次元、2)Web3/メタバースに象徴される巨大なネイティブ・デジタルを前提としたデジタルツイン空間、3)人工知能との融合が前提、さらに、4)急激なデータセンターの電力消費量の激増に伴うエネルギーインフラとデジタルインフラの連携・融合(“ワット・ビット連携”という言葉が普通名詞化)など、新しいビジネス領域の創成が急展開・急拡大している」と説明。「6桁の時代を迎えるInterop Tokyoの機会」を最大限に活用してほしいとしている。