「ペルセウス座流星群」がピーク、ウェザーニューズが今年もライブ中継

　株式会社ウェザーニューズは、「ペルセウス座流星群」のライブ中継を13日21～24時に実施する。同社の24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」の特別番組で全国7カ所から中継するほか、「YouTube」「ニコニコ生放送」でも流星映像をリアルタイム配信する予定。

「ペルセウス座流星群2015」特設ページ

　ペルセウス座流星群は、毎年お盆の時期に出現する流星群で、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに三大流星群とされている。今年は8月14日が新月のために月明かりの影響がなく、12日夜～14日未明は、最も多い時で1時間あたり30個以上の流星が見える可能性もあるという。

　ウェザーニューズによると、流星の放射点のあるペルセウス座は、21時ごろから北東の空に現れ、深夜に空高く昇るが、「空を広く見渡しているほうが多くの流星を観測できます。放射点にこだわらず、雲の切れ間が多い方角や空を広く見渡せる方角を眺めてみましょう」とアドバイスしている。

　気になる13日夜～14日未明の天候だが、高気圧に近い北海道では「日本海側を中心に雲に切れ間があり、早い時間ほど流星を見られるチャンスがありそう」だとしている。一方、低気圧や前線の影響を受ける東北～近畿では「曇りや雨で観測には厳しい条件」になりそうだが、「関東では遅い時間ほど雲に切れ間ができ、流星が見える可能性がある」「低気圧や前線が離れ、次第に天気が回復する中四国～九州も遅い時間ほど流星を見られるチャンスが増える見込み」としている。

　ウェブサイト「ウェザーニュース」の特設ページ「ペルセウス座流星群2015」では、8月13日夜に流星が見える天候かどうかを予想した「流星見えるかなマップ」を更新中だ。