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NTT東西、帯域確保やSLAを備えた高品質な法人向け10ギガ回線「フレッツ 光クロス Biz」提供。月額約2万円
既存の24時間出張修理オプションに「24時間駆けつけ保証」追加も
2025年6月4日 06:00
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は6月3日、10Mbpsの帯域確保、99.99%のSLA(サービス品質保証)などを備えた最大10Gbpsの法人向け光回線サービス「フレッツ 光クロス Biz」を発表した。月額料金は2万735円で、提供開始は9月30日。ただし、東京都新宿区・渋谷区・中野区の一部では、6月30日に先行提供開始の予定。
NTT東西の「フレッツ 光クロス」提供エリアで利用でき、契約するISP事業者が提供する回線に対し、上り下り最大10Gbpsの通信速度で接続するベストエフォート型サービス。収容局のOLT〜利用者のONU間において、上り/下り10Mbpsの帯域確保が提供される。
NGN区間〜利用者のONU間においては、故障復旧SLA(99.99)が提供される。サポート機能としては、24時間365日の故障受付、同じく24時間365日の出張修理オプション、さらに出張修理における「24時間以内駆けつけ保証」が提供される。
接続方式はIPoE/PPPoEに対応し、ひかり電話、フレッツ・ジョイント、リモートサポートサービス、Managed SD-WANなど、フレッツ 光クロス向けのオプションサービスが利用できる。ただし、フレッツ・テレビ伝送サービスと、フレッツ・キャストは利用できない。
初期費用は、工事費が2万2000円、契約料が880円。NTT東日本では、ウェブサイトまたは電話による申し込み受付を開始している。NTT西日本では、申し込み受付の開始日は別途案内するとしている。
あわせて、NTT東西は、既存の法人向け光回線サービスの24時間出張修理オプションにも「24時間以内駆けつけ保証」の追加を発表した。6月30日より機能追加が行われる。
対象となるのは、「フレッツ 光クロス オフィスタイプ」「フレッツ 光ネクスト オフィスタイプ」の24時間修理対応プラン、および、24時間出張修理オプション単体。NTT東日本では、24時間修理対応が付帯した「フレッツ 光ネクスト プライオ1」「フレッツ 光ネクスト プライオ10」も対象となる。