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TP-Link、産業用イージーマネージスイッチ2製品を発売。10ポートのPoE対応モデルと6ポートモデル

IES210GPP
IES206

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は6月20日、産業用イージーマネージスイッチ2製品の販売を発表した。10ポート搭載でPoE対応の「IES210GPP」は市場想定価格3万9900円。6ポートの「IES206G」は、6月末販売開始の予定で市場想定価格3万900円。

 全ポートがギガビット通信に対応する(両製品とも、2ポートがSPF/RJ45コンボまたはSPFスロット)ほか、Auto-Negotiation/Auto MDI/MDIXに対応する。

 IES210GPPは、RJ45ポート×8とSFP/RJ45コンボスロット×2を備える。RJ45ポートのうち2ポートがPoE++(IEEE 802.3bt)、6ポートがPoE+(IEEE 802.3at)に対応する。全PoEポートで最大合計240W、各PoE++の1ポートあたり最大60Wの給電が可能。

 IES206Gは、RJ45ポート×4のほか、RJ45/SFPコンボスロット×1、SFPスロット×1を備える。PoEには対応しない。

 両製品とも2系統のDC電源による冗長化が可能なため、メイン電源が故障した際は自動でサブ電源に切り替わり、システムの継続的な動作をサポートする。

 6kVの雷保護、-40~75℃の動作温度に対応する。ファンレスで耐久性のあるIP40アルミニウム筐体を採用し、DINレールや壁掛けの設置が可能。

 L2機能としてリンクアグリゲーション、ポートミラーリング、IEEE 802.3xフロー制御などを備えるほか、QoS、IGMPスヌーピング、VLANなどの機能を備える。

 ウェブブラウザーからの管理のほか、同社の「Omada SDN」によるクラウドで一元的な管理に対応する。

 本体サイズは、IES210GPPが60×120×155mm。IES206Gが129×95×45mm。