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デジタル入出力/アナログ入力を無線化し、最大250m飛ばせるSubGiga通信ボード+USBホスト、ラトックシステムが発売
2025年7月29日 11:15
ラトックシステム株式会社は、デジタル入出力あるいはアナログ入力を無線化できるインターフェイスボードとUSBホストドングルのセット4製品を発売する。出荷開始は10月中旬、9月に同社直販サイトで受注開始の予定。
デジタル入出力、あるいはアナログ入力を、インターフェースボードで920MHz帯(SubGiga)の電波に変換し、USBホストドングルで受信できる。920MHzは障害物の影響を受けにくく、最大250mの通信が可能だとしている。通信ボードは、デジタル入出力対応、アナログ入力対応ともに、端子台モデルとMILコネクタモデルがあり、全4種のラインアップ。
USBホストドングルはWindows 11/10に対応。Visual C++、VB、C# 用のAPIとサンプルプログラムが無償提供される。
デジタル入出力対応モデルは、デジタル入力8ch・出力8chと、トリガー入力1ch、ストローブ出力1chを備える。端子台(20ピン)モデル「RS-SG2010T」、MILコネクタモデル「RS-SG2010M」のいずれも、販売価格は5万4780円。
アナログ入力対応モデルは、アナログ入力8ch、オープンコレクタ出力1chを備え、MILコネクタモデルでは、5Vデジタル入力1chも備える。12bit/500ksps、±10V〜0-10Vまでソフト設定でき、ジャンパ抵抗設定により、4〜20mAの電流計測にも対応できる。端子台(20ピン)モデル「RS-SG2040T」、MILコネクタモデル「RS-SG2040M」のいずれも、販売価格は6万280円。