ニュース
パナソニックのエアコン「エオリア」、家電製品として初の「JC-STAR」★1取得
2025年7月31日 07:50
パナソニック株式会社は、ルームエアコン「エオリア」のWi-Fi内蔵モデル「UX」「TX」シリーズ全26製品が、IoT製品のセキュリティラベリング制度「JC-STAR」の「★1」を取得したと発表した。同社によれば、家電製品でのJC-STAR取得は初。
JC-STARは2025年3月より運用が開始された、IoT製品向けのセキュリティ評価およびラベリング制度。「★1」~「★4」の段階が設定されているうち、現時点で運用されているのは「★1」のみで、IoT機器全般の統一的な最低限の適合基準について、メーカーが自己適合宣言を行うものとなっている。メーカー自らがチェックを実施してラベルの申請を行い、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)および経済産業省に受理されれば、ラベル取得となる。
同製品のチェックリストによれば、16のチェック項目のうち、脆弱な認証メカニズムを使用しないこと、ソフトウェアをアップデート可能にすること、脆弱性開示ポリシーを公開すること、ベストプラクティスの暗号化技術を用いてセキュアに通信すること、ユーザーが簡単な方法でユーザーデータを消去できるようにすることなど、13の項目について適合、ほか3つの項目については対象外としている。