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フリマサービスでの偽物購入や出品トラブルなどに国民生活センターが注意喚起
2025年9月9日 06:30
独立行政法人国民生活センターは9月2日、フリマサービス・アプリでの購入・出品トラブルに関する相談が寄せられているとして注意喚起を実施した。
相談事例では、「フリマアプリで有名メーカーのギターを購入したが、シリアルナンバーが見当たらず、出品者から正規品とは言っていない、という曖昧な回答が返ってきた」という購入トラブルや、「フリマアプリにブランドバッグを出品した。購入者から偽物だと苦情があったので返品を受けたが、バッグがすり替えられて戻ってきた」という出品トラブルが紹介されている。
同センターでは、多くのフリマサービスではトラブル解決は原則として当事者間で図られることが求められる点を理解して利用する必要があるととしたうえで、当事者間で話し合っても、フリマサービス運営事業者に相談しても交渉が進まない場合には、消費生活センターなどに相談してほしいと呼びかけている。
そのほか、問題なく取引ができた後で出品者に間違えて低い評価を付けてしまい、サポートに問い合わせたが正しく問い合わせられたか分からない、という相談事例も紹介。仕組みやルールなどをよく読み、使い方を理解したうえで利用するように、ともしている。
不安に思った場合やトラブルになった場合には、最寄りの消費生活センターや、消費者ホットライン「188(いやや!)」番に相談するように案内している。