Googleの第2四半期決算、19%増益で売上も回復


 米Googleは16日、2009年第2四半期(4月~6月)の決算を発表した。売上高は55億2000万ドル(前年同期比3%増)、GAAP(一般会計原則)ベースでの純利益は14億8000万ドル(同19%増)。景気後退の影響を受け、第1四半期には前期比で売上が減少したが、第2四半期にはわずかながら売上が増加した。

 売上の内訳は、Googleが保有するサイトからの売上が66%(36億5000万ドル)、提携サイトからの売上が31%(16億8000万ドル)、その他の売上が3%(1億9000万ドル)。全体の53%(29億1000万ドル)は米国外の売上で、米国外の売上の割合は増加傾向にある。Googleがトラフィック獲得のために支払ったコストは14億5000万ドルで、広告収入全体の27%に相当する。


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(三柳 英樹)

2009/7/17 19:54