mixiアプリで企業向けの営業支援サービス、Salesforce CRMと連携


 ミクシィとセールスフォース・ドットコムは15日、SNS「mixi」上で動作するアプリケーションプラットフォーム「mixiアプリ」と、営業支援システム「Salesforce CRM」を連携した、企業向けサービスの提供を開始すると発表した。

 「mixiアプリ」と「Salesforce CRM」の連携により、「Salesforce CRM」の利用企業は、「mixiアプリ」を通じて寄せられるmixiユーザーのアイデアや意見のほか、投稿に対する他ユーザーの投票結果を、「Salesforce CRM」にリアルタイムで取り込むことができる。

 取り込まれた情報は、関連部署にアラートメールとして送信され、ダッシュボード機能などによって多角的な視点で分析することも可能となる。セールスフォース・ドットコムは、「商品に対する意見を、リアルタイムに取り込んで分析し、商品開発や業務改善などのあらゆる企画に有効活用できるようになる」としている。

 なお、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)が、今回のサービスの採用を決定している。GDOは、「マナーの良いゴルファーとは?」などをテーマに「mixi」上で意見を収集する。さらに、ローソンも採用を検討しており、ローソンは、新規商品開発や新サービスなどのアイデアを幅広く集めることを計画しているという。


関連情報


(野津 誠)

2009/9/15 12:44