「iGoogle」のToDoリストガジェットにフルスクリーン表示機能


「iGoogle」のToDoリストガジェットをフルスクリーン表示にした状態

 米Googleは20日、「iGoogle」のToDoリスト(Tasks)ガジェットにフルスクリーン機能を追加したと発表した。

 ToDoリストは当初、Gmailの実験的機能として公開され、その後、GoogleカレンダーやiGoogleガジェットへと拡大した。最近になってGmail Labsから卒業し、さまざまな機能追加が行われて便利になっている。

 今回、iGoogleガジェット(日本語版では「ToDoリスト(試験運用)」と表示されている)では、フルクリーン機能が利用できるようになった。この画面では、iGoogleページ内いっぱいにToDoリストを表示でき、左欄にタスクリストの一覧を表示するとともに、それぞれのタスクリストに登録されているタスクを見ることができるようになっている。

 上部のメニューからは、完了したタスクをマークしたり、新しいタスクの追加、インデントや順番の変更、印刷といった操作を行える。

 また、右側の上部メニューからは、日付によってタスクをソートしたり、完了したタスクを一時的に表示しないようにすることもできる。この機能は削除とは異なり、後で完了したタスク一覧を表示させることも可能だ。

 もちろん、このiGoogleガジェットに変更を加えた内容は、GmailやGoogleカレンダーなどにも反映される。

 ToDoリストを利用することによって、Gmail、Googleカレンダー、携帯電話などがタスクリストと連動して表示させられるため、生産性を高めるツールとして有用だろう。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/10/21 16:00