Google マップにもラボ機能、鳥瞰写真や地図回転機能などを用意


ページ右上にある緑色の「Labs」アイコンをクリックすると利用可能な実験機能が表示される

 米Googleは12日、地図検索サービス「Google マップ」で、実験的な機能を公開する「Labs」を開始した。同様のLabsは、すでにGmailで開始されている。

 Google マップのLabsでは、ドラッグ操作で選択したエリアの地図をズーム表示できる「ドラッグ&ズーム」、一部地図での鳥瞰写真表示、地図の回転が可能。現在表示している地図を対象にした検索結果上位を確認できる「この周辺の情報」、マウスカーソルが指す位置の緯度経度情報の表示機能なども用意する。


鳥瞰写真は一部の地図で利用が可能。機能オン時に対象地図へのリンクも表示される同じ場所を航空写真で表示したところ

 また、地図のズーム時に「この地域の詳細画像は表示できません」というメッセージを非表示にして、拡大可能な地図までをズーム対象とする機能も用意。加えて、航空写真から地名を当てる「世界の地名当てクイズ」機能も提供する。

 このほか、「Google マップ」のロゴを「BETA」表記に変更できる機能も用意する。ただし、日本版の「Google マップ」は現在もベータ版として提供されているため、ロゴデザインは異なるが、機能のオンオフにかかわらずベータ版表記となる。


地図の回転機能も利用できる新宿周辺の地図を180度回転させたところ

ドラッグ操作によるズームも可能航空写真を使ったクイズもプレイできる

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(村松 健至)

2010/2/15 12:25