SNSの月間利用時間は平均5時間半、1年で82%伸びる


 ニールセン・カンパニーは18日、2009年12月におけるSNSの利用状況をとりまとめた。調査は米国や日本を含む世界10カ国が対象。それによれば、1人あたりがSNSに費やした時間は5時間35分に達し、前年同時期に比べて82%増加したという。

 世界10カ国のSNS利用者は3億人を上回り、前年同時期の約2億5000万人から大幅に増加。SNSで最も人気があったのは「Facebook」で、SNS利用者の67%に相当する、2億690万人がアクセスしていた。

 SNSに加えて、「Twitter」やブログを含めたソーシャルメディアの利用者は、米国が1億4205万人と最も多く、次いで日本が4655万人だった。なお、米国ではTwitterの増加率が高く、2008年12月の270万人から2009年12月では1810万人に急増した。

 このほか、1人あたりがソーシャルメディアに費やした平均時間では、オーストラリアが6時間52分で最多。以下は米国が6時間9分、イギリスが6時間8分と続いた。日本は2時間50分にとどまり、10カ国で最も少なかった。

SNS世界10カ国の利用状況

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(増田 覚)

2010/2/18 16:40