楽天やベクターなど6社、日本ダウンロードソフト振興協会を設立


 楽天やベクターなど6社は8日、「日本ダウンロードソフト振興協会」を設立した。利用者が安心してダウンロードソフトを享受できる環境を整備することが狙いだという。

 日本ダウンロードソフト振興協会の設立にあわせて「ダウンロードソフト大賞」を創設し、第1回の受賞商品を発表。大賞はトレンドマイクロのセキュリティソフト「ウイルスバスター」、特別賞は相栄電器のデフラグツール「Diskeeper」が選ばれた。

 ダウンロードソフト大賞は、「ベクターPCショップ」「楽天ダウンロード」「BIGLOBE SOFTPLAZA」で取り扱うダウンロードソフトの中から、評価・機能面で最も優れた商品を表彰するというもの。実施に当たっては情報処理推進機構(IPA)が後援した。3サイトでは5月5日まで、受賞賞品をキャンペーン価格で販売する。

 日本ダウンロードソフト振興協会の参加企業は、ダウンロード販売会社ではベクター、NECビッグローブ、楽天の3社、ダウンロードソフト卸売会社ではソフトバンクBB、丸紅インフォテック、インターチャネルの3社。

【お詫びと訂正 16:49】
記事初出時、「日本ダウンロードソフト振興協会」の発表文に基づき、同協会が情報処理推進機構(IPA)の後押しを受けて設立されたと記述していましたが、正しくは「ダウンロードソフト大賞」の実施にあたっての後援のみとなります。お詫びして訂正いたします。


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(増田 覚)

2010/4/8 12:08