「REGZA」新シリーズ、全モデルDLNA対応などネットワーク機能強化


REGZA 55Z1

 東芝は14日、液晶テレビ「REGZA」の新モデルとして、LEDバックライト採用の3シリーズ「Z1」「RE1」「HE1」計26モデルを発表した。新モデルでは、新開発の「次世代レグザエンジン」により高画質化と新たな録画・再生機能を実現するとともに、ネットワーク機能を強化した。5月上旬から順次発売する。

 新モデルの3シリーズではネットワーク機能を強化し、55V型から19V型までの全モデルでDLNAに対応。ハイビジョン映画をオンデマンドで視聴できる「アクトビラ ビデオ・フル」や、Yahoo! JAPANオフィシャルチャンネルの動画が視聴できる「テレビ版Yahoo! JAPAN」にも全モデルで対応する。

全モデルで「アクトビラ ビデオ・フル」に対応テレビ版「Yahoo! JAPAN」にも対応する

 さらに、最上位の「Z1」シリーズでは、Windows 7の「リモート再生」に対応し、PC内の映像や音楽を再生できる。また、Z1シリーズでは、多チャンネル放送やビデオオンデマンドが視聴できるNTTぷららの「ひかりTV」にも対応する。

 録画機能面では、番組のジャンル別色分け対応など、使い勝手を改善した新たなEPG「レグザ番組表・ファイン2」を搭載。全モデルでUSB接続のHDD録画に対応し、USBハブを使うことで同時に最大4台までのHDDが接続できる。また、「Z1」シリーズの各モデルでは、LAN経由でのNASへの録画にも対応。「HE1」シリーズの各モデルは、500GBのHDDを本体に内蔵する。

 「Z1」シリーズでは、番組を視聴しながら同時に2番組をHDDに録画できる「地デジ見ながらW録」機能を搭載。録画した番組からCMなどを検出して自動でチャプター分割する「マジックチャプター機能」や、番組の本編だけを再生する「おまかせプレイ機能」、チャプターの編集機能などを備える。

Z1シリーズでは「ひかりTV」にも対応新EPG「レグザ番組表・ファイン2」

 「Z1」シリーズは、55V型から37V型までの4モデルを発売する。店頭想定価格は、55V型の「55Z1」が48万円前後、47V型の「47Z1」が38万円前後、42型の「42Z1」が30万円前後、37型の「37Z1」が25万円前後。

 「RE1」シリーズは、55V型から19V型までのラインナップで、カラーバリエーションによる違いを含めた14モデルを発売する。店頭想定価格は、55V型の「55RE1」が43万円前後、47V型の「47RE1」が33万円前後、42V型の「42RE1」が25万円前後、37V型の「37RE1」が20万円前後、32V型の「32RE1」が15万円前後、26V型の「26RE1」が11万円前後、22V型の「22RE1」が9万円前後、19V型の「19RE1」が8万円前後。

 「HE1」シリーズは、26V型から19V型までのラインナップで、カラーバリエーションによる違いを含めた8モデルを発売する。店頭想定価格は、26V型の「26HE1」が14万円前後、22V型の「22HE1」が12万円前後、19V型の「19HE1」が11万円前後。

REGZA 32RE1(W)REGZA 22HE1(R)

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(三柳 英樹)

2010/4/14 18:01