「Office for Mac 2011」、日本では10月27日発売


 米Microsoftは2日、 Mac用Officeの次期バージョン「Office for Mac 2011」を10月末に世界100カ国以上で発売すると発表した。日本での発売日は10月27日。

 「Office for Mac Home and Student 2011」エディションには、「Word for Mac」「PowerPoint for Mac」「Excel for Mac」「Messenger for Mac」が含まれる。1台のMacにインストールして利用できる「1パック」と、家庭にある最大3台のMacで利用できる「ファミリー パック」という2種類のパッケージを用意する。

 「Office for Mac Home and Business 2011」エディションは、「Word for Mac」「PowerPoint for Mac」「Excel for Mac」「Outlook for Mac」「Messenger for Mac」が含まれる。パッケージは、利用する台数に応じて「1パック」と「2パック」を用意する。

 このほか、高等教育機関の学生・教職員を対象とした「Office for Mac Academic 2011」エディションがある。「Word for Mac」「PowerPoint for Mac」「Excel for Mac」「Outlook for Mac」「Messenger for Mac」が含まれる。

 各パッケージの日本国内での価格は未定で、確定後にあらためて発表するが、Microsoftによれば、Office for Mac 2011では全エディションおいて費用を引き下げるなど、よりユーザーが購入しやすいようにするとしている。

 なお、8月3日から11月30日までの期間に既存バージョンの「Office 2008 for Mac」シリーズの対象製品を購入した人向けに、「Office for Mac 2011」パッケージを優待価格3000円で提供する「Office for Mac 2011 優待アップグレード キャンペーン」を実施する。

【お詫びと訂正 2010/08/04 10:55】
 記事初出時、「Office for Mac 2011 優待アップグレード キャンペーン」の期間について、「8月1日から」と記載しておりましたが、正しくは「8月3日から」です。お詫びして訂正いたします。


関連情報

(永沢 茂)

2010/8/3 12:56