ストリートビュー車両が収集したWi-Fiデータ、中にはメールやパスワードも
米Googleは同社公式ブログで22日、ストリートビューの撮影車両が収集した無線LAN通信のペイロードデータの中に、メールやURL、パスワードが含まれていたことを明らかにした。
同社は5月、ストリートビューの撮影車両が、街中の暗号化されていない無線LANでやりとりされているデータまで誤って収集していたことを認めていたが、それらは断片的なものだと説明していた。5月の時点では、収集したデータを詳細に分析していなかったため、何が含まれているが明確にわからなかったという。
しかしその後、いくつかの外部監査機関の検査が行われ、その結果から、大部分は断片的であるものの、完全な状態のメール、URLのほか、パスワードも若干種集されていたことがわかったとしている。
Googleでは謝罪するととともに、できるだけ早くこれらのデータを消去するとしている。
関連情報
(永沢 茂)
2010/10/25 12:22
-ページの先頭へ-