microSDカードに保存した画像をネット公開できるスキャナー「ScanBit MHS-10」


ScanBit MHS-10

 エグゼモード株式会社は5日より、A4カラー原稿の読み込みに対応したハンディスキャナー「ScanBit MHS-10」の販売を開始した。本体に装着したmicroSDカードへデータを保存するため、PCに接続することなくスキャンできるのが特徴。同梱のmicroSDカードには、保存画像をインターネット上へ公開するためのソフト「ServersMan mini」が収録される。実勢予想価格は9980円。

 書類や本の上をなぞるように動かしてスキャンするための製品。最大スキャン幅は21cmで、A4サイズから最長127cmまでのデータを取り込める。高画質モードでの解像度は主走査/副走査ともに600dpi。保存ファイル形式はJPEGで、A4カラー原稿を高画質モードでスキャンする際の所要時間は約13秒以下。

 本体サイズは28×30×254mm(幅×高×長さ)で、動作用の単3電池2本を除いた場合の重量は212g。本体には、スキャン情報を表示するLCDディスプレイ、microSDHCカードスロット(最大32GBまでサポート)を搭載する。

 同梱品の2GB microSDカードには「ServersMan mini」を収録。「ScanBit MHS-10」とPCをUSBケーブルで接続し、カード内の「ServersMan mini」をPCから実行すると、スキャン済みの画像をインターネットに公開できる。パスワードによる制限付き公開なども可能。


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(森田 秀一)

2010/11/5 15:20