「Infoseek メール」が「Windows Live」へ移行、楽天とMSがサービス共同展開


 楽天株式会社は21日、同社が運営しているウェブメールサービス「Infoseek メール」のプラットフォームとして、「Windows Live」を採用すると発表した。米Microsoftと共同ブランドでサービスを展開することに合意した。

 9月1日より、Infoseek メールは、Windows Liveによる新しいウェブメールサービスに移行する。Infoseek メールの既存ユーザーは、「@infoseek.jp」というメールアドレスのままで、Windows Liveが提供する「Windows Live Hotmail」「Windows Live Messenger」「Windows Live SkyDrive」の各種サービスを利用できるようになる。

 Windows Liveを採用することで、Infoseek メールの基本機能が向上するという。メールボックスの容量が無制限となるほか、オンラインストレージのSkyDriveとの連携により、最大10GBまでの画像やOfficeドキュメントを1通のメールで共有可能になる。また、WordやExcelなど、Microsoft Officeドキュメントをブラウザー上で作成・編集できる機能も利用できる。

 なお、9月1日から10月23日までは、新旧メールシステムを併用。現在Infoseek メール内にあるメールやアドレス帳は、この併用期間中にデータを保存したり、新システムへデータを移動できるとしている。


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(永沢 茂)

2011/7/21 19:40