Adobe Reader/Acrobatの定例アップデート、米国時間1月10日公開


 米Adobe Systemsは6日、Adobe Reader/Acrobatの定例アップデートを米国時間1月10日に公開すると発表した。対象となるソフトは、Windows版およびMac版のAdobe Reader X/Acrobat X(10.1.1以前)、Windows版のAdobe Reader/Acrobat 9.4.7以前、Mac版のAdobe Reader/Acrobat 9.4.6以前。

 今回のアップデートでは、脆弱性のセキュリティ緊急度が4段階で最も高い“Critical”とされているものを含む、複数の脆弱性を修正する。このうち2件の脆弱性については既に標的型攻撃で悪用されていることが確認されており、標的となっていたWindows版のAdobe Reader/Acrobat 9向けには今回の定例アップデートに先行して、12月16日に臨時アップデートが公開されている。


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(三柳 英樹)

2012/1/10 12:31