「新しいiPad」の販売スタート、直営店には長蛇の列


午前6時頃のApple Store銀座前

 アップルのタブレット端末「iPad」新モデルの販売が16日、開始された。世界10カ国で16日の現地時間午前8時に発売となり、直営店のApple StoreにはiPadを求めるユーザーの行列ができたほか、ソフトバンクショップや家電量販店などでも販売が開始された。

 「iPad」新モデルは、画面サイズが9.7インチで解像度が2048×1536ピクセルという、高精細のRetinaディスプレイを搭載。プロセッサーはAppleのデュアルコア「A5X」で、クアッドコアグラフィックスの搭載によりグラフィック性能を向上する一方、バッテリー駆動時間は従来機種のiPad 2と同様の10時間となっている。

新しいiPad

 IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANに対応するWi-Fiモデルと、通信事業者のデータ通信に対応するWi-Fi+4Gモデルの2種類がある。両モデルともに、本体カラーはホワイトとブラックの2色、容量は16GB/32GB/64GBのバリエーションがある。日本での通信事業者はソフトバンクモバイル。データ通信は3GのほかLTEにも対応するが、LTEは米国およびカナダのみで利用可能となっている。

 OSはiOS 5.1で、ワイヤレス通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0に対応。本体サイズは241.2×185.7×9.4mm。重量はWi-Fiモデルが652g、Wi-Fi+4Gモデルが662g。


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(三柳 英樹)

2012/3/16 12:57