電通がカカクコムの主要株主に、資本・業務提携で基本合意
株式会社電通は23日、株式会社カカクコムと資本・業務提携することで基本合意したと発表した。
カカクコムの現在の筆頭株主は、株式会社デジタルガレージとカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)で、持ち株比率はそれぞれ20.10%。電通は今回、CCCが保有する株式の一部を取得することでCCCと譲渡契約を締結。カカクコムの15.06%を保有する主要株主の1社になる。
電通はまた、カカクコムの社外取締役として候補者1名を指名する。カカクコムが6月末に開く定時株主総会で、選任議案を上程することで合意しているという。
電通によれば、両社はこれまでも、カカクコムが運営するサイトの広告事業で協業してきた実績がある。「電通とカカクコムは、めまぐるしく変化するインターネット業界において、両社それぞれのさらなる事業の発展に資するシナジーを生み出すことを目的に、業務提携に関する基本合意書を締結した」としている。
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(永沢 茂)
2012/5/23 17:18
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