Facebook、ユーザーの情報制御機能を提供する外部サイト向けプラグイン公開


Shared Activityプラグインの利用例

 Facebookは21日、Facebookの機能を利用する外部ウェブアプリケーション向けに、ユーザーが情報をコントロールできるようにする新たなプラグイン「Shared Activity」を公開した。

 Facebookでは、外部のサイトがFacebookと連携するための「Open Graph」を提供しており、これによりユーザーがウェブ上で行った様々な活動をFacebookのタイムラインに反映できるようになっている。

 外部サイトのウェブアプリがShared Activityプラグインを導入することで、ユーザーはそのサイトからFacebookに反映された情報を確認し、タイムライン上の各投稿の公開範囲の設定や投稿の削除などが行えるようになる。

 Facebookでは、これまでこうした設定はFacebookにアクセスしないと行えなかったが、今回のプラグイン公開により、ユーザーがFacebookで共有する情報をよりわかりやすくコントロールできると説明。ただし、このプラグインはアプリケーション内でのプライバシー設定を制御するものではないため、補完的なものであることには注意が必要だとしている。


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(三柳 英樹)

2012/9/24 16:10