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【体験レポート】ネットの快適さは「回線品質」が最重要!
OCN入魂の「快適さ=帯域幅」重視オプション「OCN 光 IPoEアドバンス」が凄かった!

「1Gbpsのまま」でもネットが快適に!

OCNが「本気のフラッグシップ光回線サービス」とうたう「OCN 光 IPoEアドバンス」。切り替えると快適になるのか?

 最近は、「自宅のインターネット回線をもっと速く、快適にしたい」という話題が明らかに増えている。

 これは、自宅でオンライン会議やオンラインゲームをやる人が爆発的に増え、「ラグ」や「落ち」が気になる機会が増えたこと、そして、そうした人が増えたことで回線が混みやすくなったことが大きな原因だろう。

 「オンライン会議で誰かの声だけ遅れて聞こえる」とか「オンラインゲームで回線品質が悪いため切断された」という体験をもつ読者も多いと思う。

魔法じゃない!「回線速度を変えなくてもインターネットが快適になる」

 そうした中、とても興味深いサービスが「OCN 光」から登場した。サービス名は「IPoEアドバンス」だ。

 これはOCNが提供するインターネット接続サービス「OCN 光」のオプションで、「契約している回線速度を変えずに、快適さを向上させる」という。つまり、自宅の回線速度は1Gbpsのままなのに、インターネットが快適になる、というものだ。

 これは別に魔法ではなく、「インターネットに接続する帯域を、オプション無しの回線よりも広く用意し、通信を安定させる」「Windows Updateなどの大きな混雑要因を別ネットワークに分離する」といった対策を行うことで、「とても混雑する時間帯でも、より通信が安定するようになり、オンラインミーティングやゲームでもラグを感じにくくなる」(OCN)という。

 インターネット回線を検討する際、「最大速度」を気にしていた人は多いと思うが、OCNでは新たなポイントとして「帯域」に着目し、これを改善した、というわけだ。

【IPoEアドバンスの利用例】

 これは気になる人が多いだろう。

 OCNは、その快適さを「本気」とまで表現しており、非常に自信を持っていることがうかがえる。筆者としても、インターネット回線の安定化・高速化は重要課題。とするなら、これはぜひ体験してみたい。

 そこで今回、実際に使っている自宅回線に導入し、その利用感をレポートしてみた。その快適さはもちろんのこと、興味深い特性もわかったので、参考にしてもらえば幸いだ。

 ちなみに今回、「IPoEアドバンス」を筆者宅で使うにあたり、これまで使っていた200Mbpsの「OCN 光 with フレッツ」を、1Gbpsの光コラボ「OCN 光」に変更する必要があった。「OCN 光 with フレッツとOCN 光って何が違うの?」という読者も多いと思うが、こうしたことも含め、順次、流れを紹介していこう。


今まで快適だったネット回線、だけど最近、混んできた……

ゴチャゴチャしていて申し訳ないが、自宅のインターネット回線接続部だ。中央で横置きしているのがホームゲートウェイ「PR-400MI」。ここから各部屋の要所に有線LANを張り巡らしている。左は外部からのアクセス用のNASで、右は無停電電源装置(UPS)。作業用ファイルサーバーは別にある。各部屋に無線LANアクセスポイントも設置してある

 まずは、これまでの自宅のインターネット接続の説明をしておこう。

 筆者の家は一軒家で、回線はNTT東日本の「フレッツ光ネクスト ファミリー・ハイスピードタイプ」の200Mbps。プロバイダはOCNで、契約は「OCN 光 with フレッツ ファミリー 東日本」。この環境に、仕事用固定電話の「ひかり電話」を利用していた。

 設置されている機材は、「回線終端装置(ONU)一体型ひかり電話対応機器」つまり、ホームゲートウェイ(以下HGW)として機能する「PR-400MI」だ。フレッツ回線では、2セッションまで張ることができるので、IPv4とIPv6ともに「PPPoE」接続させていた。

 この環境での使用感だが、通常時はまったく問題ないのだが、ちょっと混み合ってくると、とたんに快適度が落ちてしまう。

 数年前までは、「“ネットゴールデンアワー”(22時~0時頃)になると、レスポンスが落ちることもある」程度で、正直「こういうこともあるだろう」くらいだったのだが、最近は、時間に関係なく、混雑していることが増えてきた。

 コロナ禍で自宅にいる人が増え、オンライン会議やネットでの映像視聴が増えたことが要因だろう。また、近所にマンションが増えたことも一因かも知れない。


「OCN本気のフラッグシップ光回線サービス」?なかなか期待できそうじゃないか!

 そんなおり、OCNの「OCN 光」の新たなオプションサービス「IPoEアドバンス」の提供が、この夏から始まったことを耳にした。

 この「IPoEアドバンス」とは、自宅に引き込む光回線の速度を高速化するのではなく「インターネットへの接続帯域」を通常のIPoEよりも広くとることで、混雑による遅延を極力なくしてくれる「OCN 光」のオプションサービスだ。月額料金は1848円(税込)。OCNのキャッチフレーズを見ると「OCNが放つ本気のフラッグシップ光回線サービス」と銘打っている。

 OCNがここまで言うのであれば「その快適度」にはなかなか期待ができそうだ。ネット依存度が高い人向けの、なかなかそそられるサービスじゃないか。

「OCN 光 IPoEアドバンス」キャンペーンページ

 IPoEアドバンスは、通常のIPoE接続と同様に、OCNバーチャルコネクトと呼ばれる接続方法で利用できる。IPv4接続は「IPv4 over IPv6(方式はMAP-E)」で提供。今回はHGWで接続するが、ひかり電話を使わない場合など、HGWがない場合は、OCNバーチャルコネクトの接続に対応するWi-Fiルーターなどを用意する必要がある。

 なお今回の変更では、プロバイダであるOCNの契約が、「OCN 光 with フレッツ」から「OCN 光」に変更になる。字面が似ているので、「なんのこっちゃ?」と思う方も多いと思うので、軽く説明しておきたい。

 まず、筆者が今まで使っていた「OCN 光 with フレッツ」は、NTT東西が提供する光回線「フレッツ光」を契約し、そのうえで、OCNが提供するISP(インターネット接続プロバイダ)である「OCN 光 with フレッツ」を契約するタイプ。回線とインターネット接続をそれぞれ個別に契約するかたちだ。

 一方の「OCN 光」は、回線とISPをまとめてOCNと契約するタイプ。「光コラボ(コラボレーション)」とも呼ばれるタイプで、OCNなどのプロバイダがNTT東西からフレッツ光回線を借り受け、ISPと回線接続とまとめて一括提供するものだ。今回、「 with フレッツ」から光コラボになるものの、「光でんわ」は引き続き契約するので、ルーターとしてはHGWを接続に利用することになる。ただし、HGWのサポート窓口はOCNに一本化される。

 光コラボにするメリットは、料金が少し安くなることもあるが、今回の「IPoEアドバンス」のような、独自のサービスを受けられることが大きい。

 いずれ1Gbpsに変更しようと思っていたので、ここは「IPoE」だけでなく、「IPoEアドバンス」が使えるように契約を「OCN 光ファミリー」に切り替え、速度も1Gbpsに変更することにした。

 ちなみに、IPoE接続を使いたいだけなら、元の契約である「OCN 光 with フレッツ ファミリー 東日本」でも利用可能だ。ただ、「IPoEアドバンス」が使えるのは、光コラボの「OCN 光ファミリー」もしくは「OCN 光マンション」の契約が前提となる


帯域を多めに確保する「特別仕様の光回線」

 もう一つ余談だが、ちまたでは「IPv6にすると回線が爆速に……」と言われたりすることもあるが、これは正確な表現ではないので、ちょっと注釈を入れておきたい。

 これは、「通信プロトコルのIPv6がIPv4と比較して爆速」ということではなく、混んでいたらどっちでも遅く、空いていればどっちも速い。ただ、様々な事情からIPoEのほうが速い傾向があり、結果として「IPv4からIPv6に替えたら速くなった」が「実質的な事実」になっている。

 理由の一端として言えるのは、IPoEは接続設備の大容量化など、通信設備に関して、ゆとりを持たせた設計になっていること。ボトルネックとなりうるネットワーク終端装置の混雑を緩和しているため、安定した通信が可能になるという特性がある。

 そして、こうした特性を利用して、帯域を多めに確保してくれる「IPoEアドバンス」だ。

 単に帯域幅を広く確保しているだけでなく、例えば「Windows Update」の通信を特定通信として分離し、別トラフィックとして扱っているなどの対策もポイントだ。これにより、「Windows Updateによる一斉ダウンロードの影響で、ゲームの通信が途切れがちになる」といったことを極力避けることができる。


申込みから開通まで!「IPoEアドバンス」だけなら10日かからない

 では、その申し込みから開通までの流れを紹介していこう。

まずは「自社転用」の申し込み

 思い立ってネットから申込みをしたのは、9月13日。以下の「OCN 光 + IPoEアドバンス」の申込みページからだ。

 筆者は、すでにOCNで回線を使っているので、最初に必要になるのは、契約を「OCN 光 with フレッツ ファミリー」から「OCN 光」に変更する「自社転用」という手続きだ。

 この申込み手続きは、「OCNマイページ」というサービスサイトにログインして行う。今回は、自社転用の手続きはサイトで行ったが、1Gbps回線への変更については、サポートに電話する必要があった。回線サービスに慣れている方はさっとWeb申込しつつ必要な部分はサポートに電話するでも良いし、手続きが難しく不安を感じる方は最初からサポートに電話するのも良いかもしれない。

ネットからの申込みは、転用手続きと同時に行うことができる
転用手続きの入力フォーム

 ちなみに、サポートへの電話で、200Mbps回線でも「IPoEアドバンス」を追加できる事実を知り、微妙に衝撃を受けた。

 OCNは「もっとも効果がでるのは1Gbps回線への追加」と説明しており、最大の性能を発揮するためにも1Gbps回線で使うのがよいと思うが、集合住宅などで、「回線変更はできないけど少しでも安定して使いたい」というニーズも多いと思う。マンションタイプでも回線速度に関係なく追加できるそうなので、ぜひ検討してみてはいかがだろう。

 今回の申込み後の手順と進捗は以下の流れだった。

1 光コラボ「OCN 光」への契約変更完了&「IPoEアドバンス」の申込み

「OCN 光 ファミリー」(光コラボ)契約変更申込み確認メール/9月15日
「開通のご案内(封書)」と「IPoEアドバンス申込み案内(はがき)」到着/9月17日

「開通のご案内(封書)」と「IPoEアドバンス申込み案内(はがき)」が到着。これで正式に申込みができた確認になる

 その後、契約変更が確認できたのは4日後の9月17日。

 封書による「開通のご案内(封書)」とはがきの「IPoEアドバンス申込み案内」が到着した。

 1Gbpsへの変更については、工事の時点で調査をして連絡が来ることになっている。

2 IPoE接続の開通(OCN 光 ファミリー開通)

OCNマイページでIPoE「提供中」に切り替わる。IPoE(ホームゲートウェイ・無線LANルーター対応)欄は「未提供」の表示/9月23日

OCNマイページにて、IPoEが「提供中」に切り替わった。「IPoE(ホームゲートウェイ・無線LANルーター対応)」はまだ「未提供」。これはまだフレッツジョイントで振ってきていない状況
両方とも「提供中」に切り替わった。これでHGWでもOCNバーチャルコネクト(IPv4 over IPv6)接続が利用可能になっている

 この状態は、「回線は切り替わっているが、HGWの接続ソフトがまだ提供されていない状態」だ。IPoE対応ルーターをつなげればIPoEでつながるのだが、HGWでの接続ができない。
 マニアックに考えると興味深い状態だが、普通のユーザーとしては「もうちょっと待ってようか」という状況だ。

 筆者はこの間、IPv4はPPPoEを使って繋いでいた。

 その後、9月28日、OCNマイページにて、IPoE「提供中」、「IPoE(ホームゲートウェイ・無線LANルーター対応)」欄「提供中」に切り替わり、HGWでOCNバーチャルコネクトを使ったIPv4接続が可能になる。

3 「IPoEアドバンス」提供の連絡

「【重要】IPoEアドバンス 利用開始のご案内」のメールを受信/9月29日

「IPoEアドバンス」の開始を知らせるメールが届く

 このメールの到着をもって、「IPoEアドバンス」の適用開始だ。
 ここまでで約10日。既存回線に「IPoEアドバンス」をオプション適用するだけなら、さほど期間はかからないようだ。

4 200Mbpsから1Gbpsへの工事

 最後に行われたのが回線速度を1Gbpsに高速化する工事だ。

 最初から1Gbpsの回線であれば不要な工事であり、逆に環境によっては訪問で配線工事なども必要になってくる部分だ。

 今回はNTT局内の切り替え工事のみで、HGWの交換も行われなかった。

市販のルーターでも試してみた

バッファローのIPoE接続とWi-Fi 6対応ルーター「WSR-3200AX4S」

 今回はHGWをそのままレンタルし続けて使うことになったが、HGWをレンタルしない場合を想定して、IPoE接続に対応したWi-Fiルーターでも、IPoE接続を試してみた。

 Wi-Fiルーターは「OCNバーチャルコネクト対応」と書かれた製品であれば間違いはない。

 今回はバッファローの「WSR-3200AX4S」を使ってみた。設定については、回線を自動判別する同製品の機能「インターネット@スタート」を使ってもいいが、「OCNバーチャルコネクト」を選択するだけで即接続させることができた。「Internet>IPv6」の「IPv6接続方法」は「NDプロキシを使用する」を選択しておくようにする。

 わざわざ書くわけでもないほどの簡単さだが、やはり「簡単に使える」というのはうれしい。

 「ハイエンドルーターを使いたい」という方は検討してみるといいだろう。

「OCNバーチャルコネクト」を選択するだけで、確実に接続させることができる
ステータスで確認すると、IPv4 over IPv6もちゃんと接続している


体感がよくなる「IPoEアドバンス」、速度が速くなる「1Gbps回線」両方導入したら「全方位に快適な回線」に

 筆者のようなIT系フリーランス家業は、コロナ禍前からテレワークを実践していたようなもので、ネット依存度はとても大きい。オンラインミーティングはもとより、大容量ファイルを確実にアップロード/ダウンロードできないと仕事にならない。昨今はクラウドで作業することも多いので、インターネット接続のレスポンス遅延は即ストレスとなる。

 また、ゲーマーというほどではないが(締切がそれを許してくれないのだ)、たまには年甲斐もなく、オンラインでドカドカ撃ち合いをしてストレス解消という遊びもする。

 こういった操作のレスポンスが、すべてワンランクアップした。これまでも、「ストレスを感じていない」気がしていたが、実は違ったようだ。

 もっと快適なネット環境ってのはこういうモノなのかと、改めて気づくことになった。すべての操作の反応が速く確実なため、いちいち気持ちがイイのだ。


200Mbpsでも体感が大違い、「回線の安定具合」がこんなに良いとは……

 とにかく、もっとも体感的に快適度がアップしたと感じたのは、200Mbps回線のときに「IPoEアドバンス」が開始された時点。

 明らかにブラウザでサイトが表示される反応が早くなった。こういったサーバーの反応時間は「Ping値」として計測できるが、東京方面のサーバーはのきなみ一桁台になっている。これまでも、さほど悪くはなかったので不満はなかったのだが、体験してしまうと「ああ、快適な回線とはこういうことか」と思ってしまう。

 さらに、どういうわけだか、テストで実効速度を測ると、200Mbpsを超えてしまうことも多々あった。PPPoE接続時は超えることは絶対になかったので、IPoE接続か「IPoEアドバンス」の効果なのか不明だが、時間を問わずに快適度は格段に上がったことだけは間違いない。この時点で、回線の安定度に十分に満足してしまっていた。

 契約回線の論理速度をむやみに上げることにこだわるより、「IPoEアドバンス」のような、広帯域確保して通信を安定させることを重視した方が、実際は快適なんじゃないかと感じた。もちろん高速な回線の方が、えてしてレスポンスもよくなる。ただ、混んでくると速度が落ち込んで、レスポンスが急速に悪くなるという場面が多くなる。こういった回線の悪化がほとんどない方が快適な通信が安定して続く。瞬間風速的な高速転送は、あまり恩恵はなかったりするものだ。


1Gbpsに回線切り替え……「1Gbps」の実力が存分に!

 続いて1Gbps回線に切り替えたあとのことを書いておこう。

 もちろん「さらに快適!」になったのだが、「200Mbps+IPoEアドバンス」の時点であまりにも快適になっていたため、とても興味深い結果になった。

 まず、1Gbps化で快適になったのは、「大容量ファイル/ゲームのダウンロード」や「クラウドストレージとのやりとり」などだ。「回線速度が200Mbps→1Gbpsに速くなった」と考えると、とても当たり前の話だが、逆に言うと、ブラウジングや動画視聴、オンライン会議などの体感は正直あまり変わらなかった。

 これでしみじみ実感したのは、ブラウジングや動画視聴、オンライン会議といった用途で重要なのは「最高速度」より「安定した通信」ということだ。

 筆者の環境で言うのであれば、IPoEアドバンスによって「ブラウジングや動画視聴、オンライン会議」が快適になり、さらに1Gbps化によって大容量ファイルのやりとりが快適になった。つまり、「安定性を担保するIPoEアドバンス」と「最高速度を担保する高速回線」の2つを導入することで、全方位に「快適な回線」になったといえる。

 また、その「最高速度」も「IPoEアドバンス」の威力が及んでいるはずで、「IPoEアドバンス」なしの状態よりも実効速度が出ているはずだ。

 いずれにしても、1Gbps回線と「IPoEアドバンス」の組み合わせにより、超快適な状態のまま安定して使えるのは確かといえる。実際、夜の混雑しやすい時間帯でも、快適に、ストレスなく使えるのは、仕事上でもとても安心感があるし、仕事柄、大容量ファイルをやりとりすることも多いのだが、そうした時間も短くなった。

 ちなみに法人向けのIPoE接続では、専用線のような使い方を確約し、帯域確保を確約してくれるサービスもあるのだが、こうしたサービスの月額料金は1万数千円からと結構する。「IPoEアドバンス」は、あくまでもベストエフォートなので単純比較できないが、こうしたサービスとの比較を考えると「月額1848円(税込)」というのはお得感があるように感じた。「IPoEアドバンス」は個人限定のサービスなので、テレワークやオンラインゲームなどで使いたい我々のような利用ユーザー向けのサービスだと言えそうだ。

 特に、リアルタイムのレスポンスを重視する、以下のような用途がある人は、ぜひ導入を考慮してみて欲しい。

オススメのユーザー像


  • 大事なオンラインミーティングを絶対にトラブルなく成功させたい
  • オンラインでクライアント向けのプレゼンをよくする
  • 自宅から生配信をしょっちゅうするYouTuber
  • 別々の個室でAmazonプライムビデオを見まくるファミリー
  • 推しグループの生配信ライブを気持ち良く見たい
  • ゲームのネット対戦で絶対に撃ち負けたくない
  • eスポーツをしている
  • 株のインターネット取引を行っている
  • 大学や予備校などのオンライン講義を頻繁に受ける
  • ネットショップを開設していて取引を頻繁に行う

 「IPoEアドバンス」はオプションで、しかも契約期間縛りもないので、不要になったらいつでも外すこともできる。

 既に使ってみて思うのは、「なんなら、しばらく使った後に、試しに一度解約してみるのもいいかもしれない」と思うほど。恐らく、このサービスのうまみが刺さった人はガマンできないハズだ。月額1848円(税込)は安くはないが、万人に必須ではなく、優先利用の料金と考えればイイ案配なんじゃないかと思っている。


OCNの中の人にちょっと聞いてみた

 最後に、OCNの担当者からコメントを頂いたので、掲載しておこう。

 「IPoEアドバンス」はIPoEインターネット接続をさらに快適にご利用頂けるオプションサービスで、夜間帯や休日など、トラフィック集中で混雑してしまう要因を緩和できるように設計しています。オンラインゲームなどのラグが発生しにくくなり、Web会議やオンライン飲みなどでの通信が途切れにくくなる等、お客様がご利用になられたいアプリケーションや端末でのインターネット通信が、より快適にご利用いただけます。

「IPoEアドバンス」のご利用環境は、「OCNバーチャルコネクト」に対応し、Wi-Fi 6などの最新規格に対応したWi-Fiルーターをお勧めします。有線LANケーブルも1Gbpsに対応した「CAT-5e」以上のものがお勧めです。また、お持ちのHGWもご利用可能です(利用条件などはこちらを参照)。

 「IPoEアドバンス」のメリットを最大限に享受いただけるように、「IPoEアドバンス」の導入に合わせ、宅内の環境も見直していただけますと幸いです。「IPoEアドバンス」をご利用いただき、快適なIPoEインターネット接続をご体感ください。

 「インターネット接続に求めるもの」は人により様々だと思うが、その中で「快適さ」を求める個人ユーザーならば、この「OCN 光」+「IPoEアドバンス」はかなりオススメできる選択肢といえる。特に「OCN 光」のユーザーなら、極めて簡単に導入できる。注目の回線サービスとして、ぜひ体験してみてほしい。