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年長者の言う「昔はよかった」は短絡的? 世界人口の変動をもとに考察したエントリが話題

 もし現在が昔の科学水準の延長だったら世界人口はどのくらい少なかったかを考察し、年長者との会話でなにかと登場しがちな「昔は良かった」という発言が短絡的であると断じたエントリが、SNSなどを中心に話題を集めている。

 これは「おち研」が掲載しているもので、もし現在が戦前の科学水準の延長だったら世界人口は現在の4割程度だったという説からスタートして、では弥生時代水準ならどうだったか、縄文時代ならどうか、といった具合に時代をさかのぼって検証し、年長者によく見られる「生命力が高い人は科学技術に支えられなくても生きていける」といった認識は短絡的であると結論付けている。医療をはじめとした科学技術の進歩を否定し「昔は良かった」「自然に戻れ」などと説教する年長者にうんざりしている人は多いようで、こうした考えに一石を投じる今回のこのエントリはTwitterやFacebookで多数シェアされるなどして反響を広げている。エントリは公開後にユーザーの意見を取り入れて何度か更新されており、そのたびに考察の範囲が広がっているのもポイントで、目を通せば新たな知見も得られるだろう。