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花火のアルコール消毒液への引火について米政府機関が警鐘、日本こそ注意が必要?

 花火を行うにあたって、可燃性の高いアルコール消毒液の扱いに十分注意すべきだとして、米国の国家安全評議会(NSC)が警鐘を鳴らしている。

 新型コロナウイルスの影響で、手指を清潔に保つためのアルコール消毒液は世界的にスタンダードな存在となっているが、これらは高い可燃性を持っているため、花火を行うにあたっては引火しないよう十分に注意する必要がある。今回、米国NSCは、7月4日の米国の独立記念日に多数の花火が扱われることに関し、花火は個人では扱わず専門家に任せること、やむを得ない場合はアルコール消毒液を避け、手を洗うときは従来ながらの石鹸と水を用いることを推奨するとして、想定される危険に警鐘を鳴らしている。結果的に独立記念日には大規模な事故は発生しなかったようだが、日本ではこれから個人レベルで花火を楽しむ季節が到来することもあり、十分な注意が必要と言えそうだ。