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主要キャリアの3G停波で、Kindle内蔵の3G接続が2022年で利用不可能に…米国で話題

 3Gの停波に伴い、Kindle内蔵の3G接続が2022年で使用できなくなることが、米国で指摘されている。

 携帯キャリアは5Gネットワークの拡充を図るとともに、近い将来の3Gの停波を予告しており、特に米国内の主要キャリアであるAT&T、T-Mobile、Sprint、Verizonは、いずれも2022年までの停波を予告している。Kindleがラインアップする携帯回線付きモデルのうち、2017年以前のモデルは3Gまでの対応であるため、この停波に伴ってアクセスできなくなる。中でもKindle 2以前は代替となるWi-Fi機能を搭載していないため、ダウンロードのための一切の方法がなくなり、microUSBなどを用いた有線接続での転送しか行えなくなる。海外メディア「Good e-Reader」はこうした現状から、2022年に突然Amazonにアクセスできなくなるユーザーは、全世界で何億人にも上ると推測している。ちなみに日本の場合、Kindleの3Gローミングに使われているドコモの3G停波は2026年とかなり先だが、海外の主要キャリア停波に合わせてKindleのサービス内容が変更になる可能性もあり、注視しておく必要がありそうだ。