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Apple、iPhone向けの独自5Gモデムの開発に失敗か。次の投入タイミングは早くて2026年?

 AppleがiPhone向けの独自5Gモデムの開発に失敗したとする記事を、海外メディアが公開している。

 これはAppleが、iPhoneに搭載するための5Gモデムの開発を独自に進めていたものの、最終的には断念したというもの。現在iPhoneで使われているモデムはQualcomm製で、独自モデムによってそれらを置き換える計画だったが、2019年に買収したIntelのスマホモデム事業を活用しても、世界中で用いられている2G/3G/4Gでも支障なく動作する5Gモデムの開発は容易ではなく、開発を一旦ペンディングする形で、Qualcommとの契約延長に合意したとしている。真偽は定かではないものの、これらのモデムが搭載されると言われていた次期iPhone SEが延期されており、モデムが障害となったと考えれば話の辻褄は合う。もちろん独自モデム開発の計画が完全にストップしたわけではなく、BloombergのMark Gurman氏は、延長したQualcommとの契約が期限を迎える2026年までには、何らかの目処が立つ可能性が高いと見解を述べている。