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楽天Koboのカラー電子書籍リーダーが好調、白黒モデルの早期廃止も視野に?

 楽天Koboが今月発売したカラーE Ink搭載の電子書籍リーダーの好調ぶりを、アナリストのMing-Chi Kuo氏が伝えている。

 Appleのリーク情報に詳しい同氏だが、今回Mediumに投稿したのはAppleに関する情報ではなく、楽天Kobo初のカラーE Ink電子書籍リーダーに関する情報。それによると、AmazonのKindleに次いで世界2位の電子書籍リーダーブランドである楽天Koboが5月1日に発売したカラー電子書籍リーダーは当初の予想を上回る好調ぶりで、台湾などの市場では6月まで品切れが続く見込み。これを牽引しているのは7インチのモデルで、同社はスクリーンサイズが大きいモデルに勝機ありとみて、10.3インチの大画面モデルの発売も検討しているほか、これらの需要が続くようであれば、2025年にはコントラストの高い別メーカーのパネルを用いた製品を追加し、白黒パネルを採用したモデルの供給を停止する可能性もあるとしている。なお、今年3月の同氏のレポートによると、Amazonもカラー電子書籍リーダーの発売を予定しているが、投入時期は年内ではなく2025年になるとのこと。この情報が正しければ、しばらく楽天Koboの好調ぶりが目立つことになりそうだ。