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Xそっくりの青い認証マーク導入をBlueskyが発表するも、一部で批判の声が上がる理由とは

 Blueskyが導入を発表した新たな認証マークに賛否両論の意見が上がっている。

 今回、Blueskyが発表したのは、認証されたアカウントに青いチェックマークを表示するという、X(旧Twitter)などとそっくりのシステム。これまでBlueskyではドメインを利用した認証を導入しているが、視覚的に分かりにくいことから、アカウント名の横にこうしたマークを並べて表示するという伝統的なスタイルに回帰した格好だ。賛否が上がっているのは、認証をBlueskyだけで行うのでなく、Blueskyが認定した外部機関によって認証する仕組みも用意されている点。後者の例として挙げられているのは、ニューヨーク・タイムズが自社ジャーナリストに認証マークを付与するといったケースで、Blueskyがいったんニューヨーク・タイムズを“信頼できる外部機関”として認定したあとは、個別のマーク付与の判断はニューヨーク・タイムズに委ねられる格好になる。海外メディア「Social Media Today」はこの仕組みについて「承認された全ての組織が責任を持って青いチェックマークを配布するとも思えない」「従業員の退職や、これらのリストを最新の状態に保つ責任を誰が負うのかといった問題も出てくる」と、このシステムを批判している。