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Pixel 10シリーズ、タッチ支払いでの反応をよくする方法が思わぬところで発見される

 Googleのスマートフォン「Pixel 10」シリーズのNFCチップの内蔵位置が、本体中央よりもやや左にずれていることを示したイラストが見つかり、話題になっている。

 Pixel 10シリーズは従来モデルと比べ、非接触決済やICカードの読み取りなどでタッチした時の反応が悪いと一部のユーザーが指摘していた。そんな中でいま注目を集めているのが、公的個人認証サービスポータルサイトに掲載されている「スマートフォンのICカードセット位置」。このページでは、市販のAndroidスマートフォンでICカードを重ねるべき位置をイラスト入りで紹介しているのだが、Pixelシリーズについては過去モデルのほとんどが背面の中央だったのに対し、今年発売のPixel 9aおよびPixel 10シリーズは明らかに左に寄っていることが図示されている。

 「NFCチップの位置はズバリここ」と明言されているわけではないが、端からの寸法が正確に指定されていることから、メーカーから情報提供を受けるなどの根拠があると見られ、ユーザーからも左寄りにタッチするようになってから読み取りエラーが減少したとの声も上がっている。Pixelシリーズのヘルプページに掲載されているハードウェア図では中央となっており、説明が食い違っている状況だが、Pixel 10シリーズのユーザーは騙されたつもりで左寄りでのタッチを心掛けてみてはいかがだろうか。